【茨城】空港無料駐車場に放置、所有不明８台…最長６年　タイヤのがパンクしナンバープレートがない車両も

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1:ばーど ★
18/06/19 05:36:02.33 CAP_USER9.net
空港ターミナルビル前の駐車場に長期間放置されている車。前部のナンバープレートはなく、タイヤは４輪ともパンクしている
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　茨城空港のセールスポイントとなっている無料駐車場で、半年以上放置された「所有者不明」の車両が、８台（今年３月末現在）あることが茨城県への取材でわかった。６年近く置かれたままの車両もある。２０１９年茨城国体や２０年東京五輪サッカー競技の開催が迫る中、県には空の玄関の環境整備が求められそうだ。
　県は、空港駐車場に半年以上放置された車両について、駐車場を管理する県開発公社から定期的に報告を受けている。その後、運輸支局などに問い合わせ、ナンバープレートから所有者を照会し、届け出の住所に車の所有者や使用者がいない場合は住民票をたどっている。だが、転居しても届け出ていない場合、それ以上の調査は難しいという。
　県によると、半年以上放置された車両は開港以降計５９台あり、うち３９台は所有者を特定し、移動・撤去を完了した。残り２０台のうち、１２台について所有者を割り出し、引き取りを交渉中という。
　ただ、８台は所有者と連絡が取れていない。最も長く放置されている車両は５年１０か月が経過。第１駐車場にはタイヤの４輪全てがパンクし、前のナンバープレートがない車両もある。
　空港の駐車場管理規程では、引き取りのない車両について、所有者と連絡が取れない場合でも、管理上の支障がある旨の告知を駐車場に掲示し、「他の場所に移動することができる」と定めている。駐車場内に設置されている案内にも「１４日以上駐車する場合、管理事務所に届け出る」「届け出がない場合は移動、処分することがある」と明示されている。
　ただ、所有者と連絡が取れない放置車両は移動させていない。「勝手に動かすと後に争いになることも想定され、手段は慎重に検討する必要がある」（県空港対策課）と二の足を踏んでいるのが現状だ。
　茨城国体や、県立カシマサッカースタジアム（鹿嶋市）がサッカー会場の一つとなった東京五輪では、大勢の観戦客らが訪れることが見込まれる。放置車両は景観上も問題があり、県空港対策課は「管理規程に沿った運用を含め、今後は厳しい姿勢で臨む」としている。（木口順晶）
2018年06月15日 08時55分
YOMIURI ONLINE
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