【のりもの】東京でブームの「座れる通勤電車」が大阪で流行らない理由。金を出してまで座ろうと云う関西人はいない? at NEWSPLUS
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1:記憶たどり。 ★
18/06/05 12:34:32.44 CAP_USER9.net
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
東京は「普通グリーン車」も「専用列車」も人気
通勤や通学に使う路線でも、有料のグリーン車両が連結されたり、全席指定の専用列車が運行されたりしている―。
首都圏の方々なら「ああ、あれね」とイメージしてくれるだろう。だが関西圏の方々は「なんや、それ?」と首を傾げられるかもしれない。
まずは首都圏から話を進めよう。東京を中心にJR東日本なら「普通列車グリーン車」、私鉄なら「座れる通勤電車」が人気なのだ。
特に社会人の支持が特徴だろう。鉄道に詳しい雑誌編集者が解説する。
「そもそも首都圏は戦前の国鉄時代から、富裕層やエリート層は通勤に2等車を使っていました。海軍機関学校でドイツ語の
講師を務めた作家の芥川龍之介や内田百閧ヘ横須賀線の2等車を愛用していたことが知られています。ちなみに芥川は鎌倉駅から、
内田は東京駅から乗車しました。芥川の短編小説『蜜柑』も横須賀線の2等車がモデルだとされます」
この伝統を背景に、JR東日本は首都圏で多くの「普通グリーン車」を運行している。主なものだけでも、東海道本線、湘南新宿ライン、
宇都宮線、高崎線、常磐線、横須賀線、総武快速線、成田線……と枚挙に暇がない。
「満席で頭を抱えることもありますが、出勤や退社時のラッシュアワーを上手く避ければ座れます。パソコンを使っての仕事も楽ですし、
持ち込みでも車内販売でも飲食が可能です。対して私鉄は以前から全席指定の特急電車を活用して『必ず座れる通勤電車』の需要を
満たしてきました。京成鉄道のスカイライナーや小田急電鉄のロマンスカーなどが代表例でしょう。そして15年に京浜急行鉄道が
モーニング・ウィング号、17年に西武鉄道がS-TRAIN、そして今年は京王電鉄が京王ライナーをデビューさせました。JRも中央線に
普通列車グリーン車両を投入する準備を始めるなど、近年は再ブーム到来の感があります」(同・編集者)
背景に少子高齢化
モーニング・ウィング号(京急)は名前の通り、平日の朝、神奈川県の三浦海岸駅と東京都の品川駅、泉岳寺駅の間を結んでいる。
三浦海岸駅を午前6時9分と、午前7時56分に出発する2本。1か月単位の着席指定券を販売しているのが特徴だ。
一方のS-TRAIN(西武)は、平日なら埼玉県の所沢駅と東京都の豊洲駅、土休日は埼玉県の西武秩父駅と横浜市の元町・中華街駅を結ぶ。
全席指定で、こちらは朝が1本しかなく、夕方から上下線で約10本が運転される。
京王ライナーは、新宿駅から京王八王子駅行きと、神奈川県の橋本駅行きという2系統を運行しているが、やはり平日の始発は午後8時。
S-TRAINと共に帰宅する社会人の「今日は疲れたから座って帰りたい」という需要に対応していることになる。
「背景にあるのは少子高齢化です。団塊の世代が定年延長も終了したこともあり、通勤と通学の乗客が減少する一方なのです。
利用客が減ったなら、客単価を上げるのが経営の基本でしょう。鉄道会社の思惑と、追加料金を支払ってでも座りたいという乗客のニーズが
首都圏ではうまく噛み合っていることになります」(同・編集者)
「金を出してまで座ろうという“関西人”はいない」
ところが日本で首都圏に次ぐ経済規模を誇る関西圏では、こうした「追加料金が必要な通勤・通学電車」の運行は少ない。
関西では伝統的に不人気だと証言する資料が手元にある。朝日新聞大阪版が「グリーン車通勤 関西人が乗るか? 
JR西日本需要予測」という記事を93年8月17日の夕刊に掲載しているのだ。
新聞記事だから、もちろん文体は硬く、極めて真面目なトーンだ。しかし、その冒頭は相当に衝撃的なことが書かれている。
《グリーン車を「復活」させるべきか、否か--JR西日本がグリーン車を通勤電車に連結させた場合の需要予測を進めている。
かつて関西でも走っていたが、十三年前に当時の国鉄が「金を出してまで座ろうという客はいない」と廃止したいきさつがある》
(※アルファベットの全角や漢数字は原文ママ、以下同)
金を出してまで座ろうという客はいない―。つまり平易な表現に書き換えれば、関西人のケチ精神がグリーン車を廃止させて
しまったことになるわけだが、ともかく前に進もう。


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