【インバウンド】百貨店売り上げ、「西高東低」が顕著 好調の大阪、伸び悩む東京 at NEWSPLUS
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18/04/18 12:59:11.47 CAP_USER9.net
好調の大阪、伸び悩む東京
 関西国際空港を利用して来日する外国人観光客の増加で、百貨店のインバウンドの売り上げは、大阪が好調だ。東京では高額品消費が伸び悩み、「西高東低」の傾向が顕著になっている。
 近鉄百貨店は16日、「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)にある本店の売上高について、2018年2月期は前期比15.0%増の1176億円だったと発表した。この他にも、心斎橋にある大丸心斎橋店は14.0%増の839億円、難波にある高島屋大阪店は8.8%増の1414億円と活況を呈しており、伸び率はいずれも各社の店舗で最も高い。
 高島屋大阪店は、同社の国内店舗の中で66年ぶりに売り上げ首位となった。同店の売上高のうち2割をインバウンドで稼ぐ。「西高東低でインバウンド需要が非常に拡大」(高島屋の木本茂社長)しており、高島屋のインバウンド消費(空港型免税店を除く)は全国で487億円で、うち5割を大阪店が占める。
 日本百貨店協会の調べでは、17年の地域別売上高は東京が前年比0.5%増にとどまったのに対し、大阪は同6.6%増に飛躍した。
 好調の要因は、17年1月に関空に格安航空会社(LCC)専用ターミナルが開業したためだ。アジア方面を中心にLCCが増便され、17年の関空の総旅客数は前年比11%増の2798万人で、3年連続で過去最高を更新した。大阪で好調な百貨店はいずれも関空から交通の便が良い。J・フロントリテイリングの山本良一社長は「関西空港はLCCが相当数入っており、京都や神戸の観光をして大阪を中心に買い物をする状況だ」と説明する。
 一方、好調な大阪に比べ東京ではインバウンド消費が伸び悩む。「リピーター観光客が増え、東京から地方に人が流れブランド品などの高額品消費も一巡した」(高島屋)ためだ。高島屋の売上高首位の座を大阪店に明け渡した日本橋店では、売上高に占めるインバウンドの構成比は3%と小さい。東日本でインバウンド売り上げが最も大きいのは新宿店だが、インバウンド売り上げの伸び率は前年比7%と大阪店の59%に比べると低調だ。
 17年4月には新宿店の入るタカシマヤタイムズスクエアの11階に空港型免税店を開業したが、初年度の売り上げは当初計画の80億円に届かず33億円にとどまった。16日に売り場を訪れると、観光バスが到着した直後はツアー客でにぎわったものの、実際に商品を購入する客はまばら。オーストラリアからツアー旅行で訪れた老夫婦は「免税店は税金がかからず安いが、品ぞろえが少ない」と不満を漏らす。東京・銀座でもインバウンド取り込みを狙い空港型免税店や大型商業施設の開業が相次いだが、関西の勢いには及ばない。関西でインバウンド頼みの好調は続くのか。
 みずほ総合研究所の宮嶋貴之主任エコノミストは「インバウンドは為替変動の影響を受けやすく依存は禁物。とはいえ国内消費も縮小傾向だ。商品説明を多言語でデジタル化する、決済方法を多様化するなどの整備を進めれば、結果的に国内外の客の利便性を高められ集客策となる」と指摘する。【加藤美穂子、今村茜、藤渕志保】
■インバウンド
 外国人が自国を訪れることを「インバウンド」、対して自国民が外国へ行くことを「アウトバウンド」と呼ぶ。2015年ごろより中国や台湾からの観光客が一度に大量に商品を購入する「爆買い」が浸透し、国内消費が低迷する百貨店はインバウンド向けの品ぞろえや免税カウンター増設で客の獲得を狙う。
 政府は訪日客の誘致を経済政策の目玉の一つに掲げており、東京五輪を開催する20年までに訪日客4000万人、訪日客の消費額8兆円達成を目指している。17年の訪日客数は前年比19.3%増の2869万人、消費額は17.8%増の4兆4162億円だった。国・地域別の消費額では中国が最も多く14.9%増の1兆6947億円と、全体の約4割を占める。
百貨店の免税カウンターに列をつくる訪日外国人旅行者たち=大阪市中央区の高島屋大阪店で
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大阪の百貨店の売上高が好調
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2018年4月16日 20時59分(最終更新 4月17日 00時05分)
毎日新聞
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