【順天堂新生児取り違え】「本当の親に会いたい」 当事者男性(51)が訴え ★4 at NEWSPLUS
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18/04/14 01:05:03.63 CAP_USER9.net
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4月12日 19時10分
東京・文京区にある順天堂大学の附属の医院を運営する学校法人は、51年前に医院で生まれた赤ちゃんを取り違えた可能性が極めて高いと、今月、公表しました。この取り違えの被害に遭った当事者の男性が、NHKの取材に応じました。取り違えが明らかになったあと、医院側から謝罪を受けましたが、実の両親についての情報は拒否されたということで、男性は「別の人生を歩んでいたのかと思うと許せない。一度でいいから本当の親と会って話をしてみたい」と訴えました。
今月6日、東京・文京区にある「順天堂大学附属順天堂医院」を運営する学校法人は、51年前、医院で生まれた赤ちゃんを取り違えた可能性が極めて高いと、ホームページ上で公表しました。
この問題で、都内に住む51歳の男性が51年前の1月、医院で産まれたことを記載した母子手帳やDNA検査の結果などを示したうえで、取り違えの被害に遭ったと証言しました。
男性によりますと、3年前、母親から「自分の子どもではない」と突然告げられ、医院側に事実確認を求め、DNA検査などをした結果、去年、医院側が取り違えを認め謝罪したということです。
男性は「母親が『本当のことを伝えないまま、私が亡くなってしまうと、事実がわからなくなる』と打ち明けてくれた。最初聞いたときは、まさかあの大きな病院で取り違えが起きる訳がないと思ったが、ずっと違和感を抱いたまま生きてきたので、やはりそうかという気持ちもありました」と話しました。
男性によりますと、母親が取り違えを疑ったのは昭和48年、小学校入学のときの血液検査だったということです。
男性は「両親ともにB型なのに私がA型という結果が出て、がく然とした母親は、すぐに医院に相談に行った。何度も通って取り違えが起きていないか確認を求めたのに『これ以上求めるなら裁判を起こしてください』と言われたとのことだった。血液型が違うため、母親は浮気を疑われ、両親は離婚した。私は親類の家に預けられ、高校にも行けず、すべてを諦めないといけない状態でした」と話しました。
取り違えが発覚したあと、男性は医院側に対し、実の両親が誰か教えてほしいと依頼しましたが、医院側は、個人情報を理由に情報提供を拒否したということです。
男性は「別の人生を歩んでいたのかと思うと許せない。間に合うのであれば一度でいいから本当の親と会って話をしてみたいし、育ての母親もそう思っている。顔が似ていないと言われながら育てられてきたので、実際に会って安心したいし、せめて元気で生きていてくれているのか、事実だけでも教えてほしいです」と話しました。
また、医院に対して「取り違えが起きてしまったことはしかたないが、二度とこういうことが起きないよう、きちんと対応してほしいです」と訴えました。
NHKの取材に対し、医院を運営する学校法人「順天堂」は「ホームページで公表した以外のことは個人情報もあり対応できない」と話しています。
順天堂医院の対応は
「順天堂大学附属順天堂医院」を運営する学校法人「順天堂」はホームページで今回の経緯を公表しています。
発覚のきっかけは、医院で生まれた当事者とその母親からの申し出で、DNA検査を行った結果、親子関係が存在しないことが判明したということです。
そのうえで、退院後に取り違えが発生することは考えにくいと思われることから、医院で取り違えが発生した可能性は極めて高いと判断したとしています。
また、当時は分べん後に助産師がもく浴をし、その後、赤ちゃんの足の裏に母親の名前を書くという方法が取られていたということで、名前を書く前に取り違えた可能性などが想定されるとしています。
もう一方の当事者について、保存されていたカルテから、ある程度絞られたものの、平穏な生活を乱すおそれがあるとして伝えない方針だということです。
ただし、本人や家族から問い合わせがあった場合は、誠意をもって対応するとしています。
最後に「本人をはじめとする関係者の皆様に心よりおわび申し上げます。改めて万全の態勢により細心の注意を払っていきます」とコメントしています。
(リンク先に続きあり)
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2018/04/13(金) 01:42:37.02
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