【米国】「恫喝外交」助長の懸念 大統領補佐官にボルトン氏 イラクへの単独攻撃を主張したタカ派 at NEWSPLUS
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18/03/24 01:24:39.86 CAP_USER9.net
【ワシントン=永沢毅】トランプ米大統領が22日、外交・安全保障政策の司令塔となる大統領補佐官(国家安全保障問題担当)にジョン・ボルトン元国連大使の起用を決めた。ボルトン氏はかつてイラクへの単独攻撃を主張したタカ派。北朝鮮への先制攻撃を唱え、中国にも強硬姿勢をみせる。国際協調を軽んじ、相手国を恫喝(どうかつ)して譲歩を引き出すトランプ外交の負の側面が助長される懸念をはらむ。
 トランプ氏は22日、ホワイトハウスにボルトン氏を招き、マクマスター現大統領補佐官の後任となることを打診した。ボルトン氏は同日のFOXニュースで自身の外交政策を問われたが、「まだ移行途中だ」として見解を明らかにしなかった。
 同氏はブッシュ(子)政権でチェイニー副大統領らとともにネオコン(新保守主義派)の一角を占め、単独行動主義を重視する。これがトランプ氏が掲げる「米国第一」と共鳴するゆえんだ。トランプ氏は国務副長官への起用を検討したこともあるが、上院での承認が見込めず、見送りになった。大統領補佐官は議会承認が要らない。
 その人物が司令塔になれば、外交・安保政策の変容は不可避だ。「米国が北朝鮮を先制攻撃するのは、完全に正当性がある」。2月、ボルトン氏は米紙にこう寄稿した。米朝対話は意味がないとも指摘。トランプ氏と金正恩(キム・ジョンウン)委員長の首脳会談に向けた調整が進むなかで、ボルトン氏の見解が影を落とす可能性がある。
 イラン核合意に関してもかねて破棄をトランプ氏に促し、「目標はイランの体制転換だ」と発言した。マクマスター氏は国際協調にある程度は目配りし、破棄には慎重だった。トランプ氏はティラーソン国務長官の解任理由にこの問題での不一致を挙げている。核合意の破棄が現実味を増す。
 中国への強硬姿勢が強まるのも確実だ。ボルトン氏は米紙への寄稿で沖縄県の在日米軍を台湾に移すことを主張し、台湾との軍事協力の強化に前向きな姿勢をみせたことがある。中国をけん制するカードに台湾を使えば、中国の反発は必至。トランプ政権は貿易面でも中国への強硬姿勢に傾斜している。まず交渉相手を畏怖させ、その後に譲歩を引き出す外交姿勢が一段と鮮明になる。
 トランプ氏は北朝鮮の非核化の意思を見極める米朝首脳会談を控え、マクマスター氏よりも「一枚岩」になれるとみたボルトン氏を選んだ。ボルトン氏はトランプ氏と頻繁に意見を交換し、直感に頼る政策決定を評価する。
 現実路線を志向するマクマスター、ティラーソン両氏らが去ることで、政権の権力構造にも変化をもたらす。マティス国防長官はティラーソン氏と連携し、トランプ氏の暴走を防ぐ防波堤となっていた。マティス氏はボルトン氏の強硬姿勢への警戒感が強い。
 政権を去ったティラーソン氏の後任のポンペオ米中央情報局(CIA)長官はトランプ氏の意向に沿った発言をする傾向があるとの見方がある。「もの申す」マティス氏が孤立すれば、トランプ氏の独断専行に拍車がかかる恐れがある。
米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)に就任するボルトン元国連大使
URLリンク(www.nikkei.com)
トランプ政権の中枢幹部が大きく変化
URLリンク(www.nikkei.com)
2018/3/23 23:30
日本経済新聞
URLリンク(www.nikkei.com)
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