【平昌五輪/LGBT】同性愛公表の選手たち、五輪の歴史を作る　広がるカミングアウトと理解（BBC）

【平昌五輪/LGBT】同性愛公表の選手たち、五輪の歴史を作る　広がるカミングアウトと理解（BBC） at NEWSPLUS

1:まるもり ★
18/02/23 20:51:57.31 CAP_USER9.net
平昌冬季五輪大会のフィギュアスケート団体戦で12日、カナダが金メダルを獲得した。団体戦にペアで出場したエリック・ラドフォード選手（33）は、同性愛者であることを公表している選手として初めて、冬季五輪のチャンピオンとなった。
ラドフォード、メガン・デュハメル両選手のペアは、英歌手アデルの「Hometown Glory」に振り付けた演技を披露した。優勝後にラドフォード選手は、「これはすごい！　誇らしくて本当にはちきれそうだ」とツイートした。
同性愛者だと公表している米フィギュアスケート男子のアダム･リッポン選手（28）は、同じ団体戦で銅メダルを獲得した。ゲイだとカムアウト（公表）している選手が米国の冬季五輪代表になるのは、リッポン選手が初めて。
フィギュアスケートの団体戦はロシア･ソチの前回大会から導入された。男子シングル、女子シングル、ペア、アイスダンスの合計点を競う。
さらにその後、ラドフォード選手はリッポン選手と一緒に写った笑顔の写真を、「#outandproud（カムアウトしていて誇らしい）」というハッシュタグと共にツイート。「アダム･リッポンと自分がこのメダルをつけて、自分たちの実力を世界に示すことができて、すごく誇らしい」と書いた。
1992年バルセロナ夏季五輪の金メダリスト（水泳100メートル背泳ぎ）で、性的少数者（LGBT）の権利のために活動している元カナダ代表のマーク・テュークスベリーさんは、ラドフォード選手にエールを送った。
「エリック、おめでとう！　2018年についに、ゲイだと公表している男性が表彰台の一番上に立ったのは、本当に励みになる」、「LGBTの男性スポーツ選手はもう孤立しなくていい！！」とテュークスベリーさんはツイートした。
ラドフォード、リッポン両選手に先立つこと42年、1976年のインスブルック大会で英代表の故ジョン・カリーさんがフィギュアスケート男子シングルで優勝している。当時は自分の性的指向を公表していなかったが、優勝から間もなくドイツの新聞に暴露された。
ツイッターでは、選手がゲイかどうかは、スケートと関係ないのではないかと疑問視する声もあった。
「性的指向と何の関係がある？　メダルをとったアスリート、それだけだ」というツイートもあった。
それに対して、「ゲイだと公表すれば仕事を失ったり、ひどい目に遭うのではないかと、そう恐れるだけの理由があって恐れる人たちにとって、とても意味があることだ」と答える人もいた。「隠れることなく自分の分野のトップにたどり着く人の姿は、希望を与えてくれる」。
「誇り高いゲイの男性2人が、最高に活躍する様子を見るのは、本当に素晴らしい。2人ともその調子で！　私たちのコミュニティーにとって、見事なお手本だ」と書く人もいた。
リッポン選手自身、米代表チーム選考に向けて自分の性的指向が報道で話題になったのを受けて、昨年末にツイッターでその重要性に触れていた。
「最近のインタビューで、スポーツ界でゲイのアスリートでいるとはどういう経験なのか質問された。ストレート（異性愛）のアスリートでいるのとまったく同じだと答えた。一生懸命たくさん努力するけど、たいていの場合こっちの方が眉毛はいいよ」
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