【ニュース解説】押し入れに4年、全裸にオムツ、日常的暴力…滋賀・堺監禁事件、SNSで知り合った男女5人を異様な犯行に駆り立てたものは at NEWSPLUS
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1:岩海苔ジョニー ★
18/02/17 19:30:51.48 CAP_USER9.net
 堺市と滋賀県近江八幡市内の民家で男性2人が暴行を受けて監禁され、1人が死亡、1人が自力歩行が困難なほど衰弱させられた事件で、大津地検は昨年12月、男女5人を殺人と監禁の罪で起訴し、うち3人をその後に監禁致傷罪でも起訴した。殴る、蹴るの日常的な暴力、全裸にオムツを履かせた状態で監視カメラ付きの部屋への監禁、約4年にわたる押し入れへの閉じ込め−。捜査の過程で明らかになったのは男性らに対する想像を絶する行為の数々だった。住宅街の一角で続いていた凄惨(せいさん)な犯行。犯人たちを駆り立てたものは何だったのか。
 渡辺彰宏さん=当時(31)=を衰弱死させたとして殺人罪で起訴されたのは、飲食店従業員、井坪政被告(29)▽交際相手の宮崎佑佳被告(24)▽元交際相手の飯星飛香被告(29)▽萩原真一被告(39)=いずれも堺市▽亀井徳嗣被告(21)=大阪市=の5人。
 このうち井坪、宮崎、飯星の3被告は、別の男性(38)を監禁し衰弱させたとして監禁致傷罪でも起訴された。
 捜査関係者によると、被害者を含む井坪被告らのグループのうち数人はSNSなどを通じて知り合ったとみられ、いつしか行動を共にするようになった。当初は上下関係などはなかったが、徐々に井坪被告が暴行や監禁の主導的な立場になっていったという。監禁現場となったのが、飯星被告らが借りていたとみられる堺市内の民家だった。
119番から発覚
 堺市内の住宅街にある2階建て住宅。この家の押し入れでは後に滋賀県警に救出される男性が閉じ込められており、渡辺さんも別の部屋で監禁されていた。
 住宅を管理する会社の男性は「水道工事をしたことがあったが、立ち会いを嫌がっていた。家に近づけたくなさそうだった」と語る。監禁が発覚しないよう、警戒していた様子が浮かび上がる。
 平成29年8月、渡辺さんは飯星被告宅から滋賀県近江八幡市にある萩原被告所有の住宅に移されたが、衰弱が激しく、萩原被告が119番。渡辺さんは救急搬送されたが死亡した。
 近所の女性は救急車到着時の様子について、「半ズボンの男性が心臓マッサージを受けていて、足が青ざめていて怖かった」と話す。
 これが事件発覚のきっかけとなった。救急搬送時に連絡を受けた滋賀県警が司法解剖した結果、死因は細菌性肺炎と判明。通常は高齢者に多い死因で、若者にはあまり例がない。治療を受けた形跡はなく、体に殴られたような痕などもあったことから捜査が始まった。
あと1人監禁
 県警は11月16日、渡辺さんを大阪市内の路上で殴ったとして傷害容疑で井坪、宮崎、萩原の3被告を逮捕。また仲間にあたる萩原被告を蹴ったなどとして、暴行容疑で亀井被告を逮捕した。
 さらに捜査の過程であと1人監禁されている可能性が高まった。渡辺さんと同様、暴行されている可能性が高い。「もう手遅れかもしれない」。同日、滋賀県警の捜査員らが救出に向かい、飯星被告宅に踏み込み、男性を救出した。男性は辛うじて会話はできたものの、自力歩行できないほど衰弱していた。
URLリンク(www.sankei.com)
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