【宮崎県小林市】ふるさと納税の返礼品に子牛の命名権、別にロース肉４００ｇも

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17/11/17 14:57:32.14 CAP_USER9.net
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宮崎県小林市は、ふるさと納税の返礼品に採用している地場産「宮崎牛」について、子牛の命名権をメニューに加えた。
　市によると、子牛の命名権の返礼品は全国で初めて。さらに、９月に行われた全国和牛能力共進会（全共）で内閣総理大臣賞を受賞した牛肉も返礼品に加え、「畜産のまち」の知名度アップを図っている。（小園雅寛）
　命名権は９月に導入した。２万円を寄付すると、小林市で生まれた子牛１頭に名前を付けられる。識別番号を教えてもらい、成長を追跡できる。この子牛の写真と、別の宮崎牛のロース肉（４００グラム）も返礼品として贈られる。
　これまでに命名権には３件の寄付があったという。寄付金は、畜産農家の後継者育成などの支援に充てられる。
　また、９月の全共で内閣総理大臣賞を受賞した牛肉は、２頭分の約３５０キロを確保。寄付金６万円、５万円、４万円のコースがあり、返礼品は部位や量が異なる。５万円だと「ロースステーキ肉２００グラム２枚と、肩ローススライス３００グラム１枚のセット」が贈られる。
　１０月２０日に受け付けを始めたところ好評で、１６日現在、約１１０件の寄付があった。市の予想ペースを上回っており、６万円コースはなくなったという。
　市畜産課によると、市内では約９４０戸が肉用牛を飼育している。全共では県代表牛に選ばれた９部門２８頭のうち、６部門１１頭が市内の牛で、県内自治体で最多だった。
　市地方創生課は「畜産は地域の大切な資源。積極的に活用し、有数の『畜産のまち』であることを全国の人に知ってもらいたい」としている。
ロース肉
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