碇シンジの日記 3冊 ..
141:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/06/18 00:56:24
「警報を止めろ!・・・誤報だ、探知機のミスだ。日本政府と委員会には、そう伝えろ。」
なあんだ・・・誤報だったのか。安心安心。それじゃ、今度こそおやすみな・・・
・・・何なんだろう、モニター越しに伝わってくる、この暗い雰囲気は・・・。
やっぱりおかしい。事の真相を知るために、しばらくモニターを凝視していると、
「メルキオール、使徒にリプログラムされました!!!」
は?使徒?今度の使徒は、スーパーハカーなのかな?
それじゃあ発令所にいたとしても、ボクの出番は無いか。
「人工知能・メルキオール・・・自律自爆が提訴されました・・・。」
ちょっと待て!自爆なんかしたら、ボクも死んじゃうじゃん!それは困る。
爆発から身を護る、といっても、使えそうな物なんて、この鉄仮面ぐらいしか無いし。
さっきまで、「殺された方がマシ」なんて思ってた自分の愚かさに気付いてきたぞ!
さあ大変だ。今度は、メルキオールがバルタザールをハッキングしている。
これでカスパーまで乗っ取られたら、自律自爆が決議されてしまう。誰か、どうにかしてよ!
「ロジックモードを変更、シンクロコードを15秒単位にして!」
リツコさんの咄嗟の判断で、ハッキングは一時食い止められたようだが、
果たして、いつまで持ち堪えられるのか。やっぱり、ボクと初号機の出番かな?
「進化の終着地点は自滅」。それが、臨時会議で出た結論みたいだ。
「目標がコンピューターその物なら、カスパーを使徒に直結、逆ハックを仕掛けて
自滅促進プログラムを送り込むことが出来ます。」
結局、その案が採用される事になり、リツコさんとマヤさんが作業にかかる。
「ククク・・・目先の進化に囚われた、浅ましき愚物・・・。死すべき時は来たわ。」
・・・リツコさん、さすがに「アカギ」姓を名乗るだけあって、怖い。
時間に余裕が無くてヒヤヒヤしたけど、この作戦が成功し、危機は回避された。
って言うか、エヴァなんか無くたって、使徒を殲滅できるじゃん!!!
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