目の前で見た人の死の ..
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381:本当にあった怖い名無し
09/04/19 10:02:31 IHq6N+nqO
2月の早朝の事。
マンション(15階)の駐車場で車を降りて嫁と歩いていたら突然若い男が小走りに近づいてきて嫁の胸をわしづかみにした。
予想外の行動に二人でポカーンとしていると、その男はマンションの中へと消えて行った。
「何よあれ」「感じた?」「感じるわけないでしょ」「濡れた?」「バーカ」など話しながらエレベーターに向かい最上階の我が家に向かう我々。
いつものようにエレベーターに乗り込み上昇を始める小さな空間。と、突然何とも言えぬ恐怖が襲ってきた。「エレベーターの扉が開いたら刃物を持ったさっきの男が居たら。。。」
最上階に到着、扉の外には誰も居ないのを確認して「ホッ」とした瞬間。「パーン」と乾いた音。ちょうどスプレー缶が破裂したような音がどこからか‥
さほど気にせず外に面した廊下から部屋に向かう途中に脱ぎ揃えられたスニーカーが一足…確信を持って見下ろすと案の定、しかし先程嫁の胸をわしづかみにした男がちょうど「操り人形」が放置されているかの如く、関節をあり得ない方向に曲げながらうつ伏せに倒れていた。
見る間に頭部から拡がる内容物(赤いのでおそらく血液)が50センチ位の血溜まりを形成。その血溜まりはおそらく1〜2センチの厚みを持って拡がり、駐車場の冷たいコンクリートと冷気のためか湯気を揺らめかせていた…。
駐車場にいた数人が通報するのを上から確認したので部屋に戻って嫁とコーヒーを飲んで落ち着こうとするも二人とも無言、沈黙に耐えられず「あの男の人生最後のおっぱいはこれだ!」と、そのままセックスに突入…
どうやら「死」と正反対の「生」を本能的に欲求し、お互い性欲が異常に高まったようだ。異常な感覚の中で30分程度で行為を終えて再度外に出てみる。
数台のパトカーや救急車の間に白い軽トラックが入ってくるとゴミを扱う如く、ブルーシートにくるんだ死体に荷台に乗せてどこかへと走り去っていった。
うちのマンションは田舎にポツンと立つ高層マンションのためか年間10件程度の飛び降りが発生する。
どちらかと言えば日常の光景。翌日、何も知らない子供たちが死体が横たわっていたその場所で何事もなかったように遊んでいたのが印象的だった。


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