【技術移転】日中合作の現場--中国エアコンメーカーと提携したダイキン工業 [11/02] at BIZPLUS
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1:ライトスタッフ◎φ ★
09/11/02 13:58:50
家庭用エアコンで世界一の生産台数を誇る中国メーカー、珠海(チュー・ハイ)格力
(コー・リー)電器(広東省珠海市)が今年、ダイキン工業と提携しました。
中国でも省エネ規制が強まり、日本の技術が勝ち残りのかぎになると考えたからです。
ダイキンは技術を提供するかわりに、新興市場でも通用する価格競争力を得る決断を
しました。「環境」がキーワードになりつつある「日中合作」の現場を訪ねました。

■環境規制も動機

格力の本社や主力工場は、マカオのすぐそばの珠海市にある。トン小平(トン・シアオ
・ピン、トンは登におおざと)が約30年前、改革開放の先兵に選んだ経済特区の一つだ。
80万平方メートルの広大な敷地に、約2万人が働く。

家庭用エアコンは、年産2千万台。創業18年で、日本市場の年間販売台数の3倍近くを
1社で作る巨大企業に成長した。日本円で4万円未満の商品が主力。自社ブランドのほか
外資系の数十社から委託を受けて生産、輸出する。まさに、世界の工場だ。

中国のエアコン業界はかつて数百社がひしめいていた。国際競争よりも激烈とされる
中国内のつぶし合いを切り抜けてトップに立つ格力が、日本のエアコン大手ダイキン工業
と組んだ狙いは「インバーター技術」にある。創業時から格力を率いる技術者会長、
朱江洪氏は「日本との技術力の差はよく分かっている」と認める。

インバーターは省エネの要になる技術だ。エアコンの心臓部にあたる圧縮機を制御し、
きめ細かく室温を調節できる。日本は家庭用エアコンの100%がインバーターを搭
しているが、中国は1割足らず。格力も製造はしているが、機能は日系に及ばない。

環境規制に乗り出した中国政府は、販売補助金と規制強化のアメとムチで、電気製品の
省エネを急ぐ。そのスピードは業界が想定した以上だという。エアコンもエネルギー効率
の等級別表示を始めて、低い機種の販売を停止する方向だ。

格力は今回の提携で、インバーター付きで5万円前後の商品の開発を目指す。従来より
3割以上安い。「技術がないのはカネがないより怖い。ダイキンの数十年の蓄積を1年で
獲得し、さらに自力で発展させる」と朱会長。毎年20億元(約260億円)の開発費を
投じ、30歳以下を中心に研究者2千人を抱えている

※もう少し続きます。

●格力の家庭用エアコン工場(上)と建設が進むダイキンとの合弁金型工場(下)
URLリンク(www.asahi.com)
URLリンク(www.asahi.com)

●中国の家庭用エアコン生産台数推移
URLリンク(www.asahi.com)

◎ソース URLリンク(www.asahi.com)


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