【コラム】「エコポイント」の情報システムがわずか3週間で完成した理由 (NIKKEI NET IT+)[09/08/26] at BIZPLUS
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1:やるっきゃ騎士φ ★
09/08/27 10:24:52
図表はソース参照して下さい。ソースは有賀 貞一 “CIOがゆく”
URLリンク(it.nikkei.co.jp)

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省エネ家電への買い替えを促す「エコポイント」制度が5月にスタートし、7月1日から付与された
ポイントの交換申請を受け付けている。省エネ性能が一定以上のエアコン、冷蔵庫、地上デジタル放送
対応テレビが対象なのはご存じのとおりだが、このエコポイントに関わるシステムが業界でちょっとした
話題になっている。

エコポイント制度は関係省庁と電通、凸版印刷、JPメディアダイレクト、JP物流パートナーズ、
ベルシステム24、トランスコスモスの6社が形成したグリーン家電普及推進コンソーシアムが
事務局となり運営を担当している。

エコポイントの申請件数は2000万件にもなると予測され、事務手続きを円滑に処理するにはシステムに
頼らざるを得ない。一方で、時限的な制度であり、システム開発にお金をかけられないという制約がある。
さらに大きな問題は、それをわずか3週間で構築しなければならないことだった。

申請期間は2010年4月までとなっており、申請機能のシステム稼働期間は10カ月間にすぎない。
ポイントの交換管理は12年3月末までの2年9カ月間だが、それでも短期間で使命を終えるシステムで
あることに変わりはない。

そもそもエコポイントの活用によるグリーン家電普及促進事業の実施に係る団体(政府が造成する基金を
設置・管理する法人「基金設置法人」と、基金設置法人からの委託によりエコポイントに関するシステムの
運用等を行う事務局)の公募が行われたのは5月中旬。その公募結果が公表されたのは6月1日だ。
それからわずか1カ月間、7月1日にはインターネットを使ったエコポイント受付システムを
稼働させなくてはならなかった。

こうした問題を解決するために、エコポイント事務局と関係省庁が選択したのが、米セールスフォース・
ドットコムの基盤サービス「Force.com」だった。セールスフォースはこのForce.comを
「クラウドコンピューティングプラットフォーム」と表現している。利用者はサーバーなどのインフラを
持つことなく、この基盤上で独自のシステムを構築できる。7月1日に開催された「IT Japan 2009」の
講演やその後の各種講演において、セールスフォース・ドットコム日本法人社長の宇陀栄次氏が
その経緯を語っている。

「役所の方が電話をかけてこられたのは5月28日ころだった。複数のITベンダーに相談したところ、
システム構築に数百億円から1000億円もかかるという。来年4月末までと期間が限定されているシステムに
そんな大金はかけられない。それで環境省や経済産業省は頭を抱えてしまった。
(役所から宇陀氏への)話では『仕様書はこれから作ります、発注予算は決まっていません、
申請件数はだいたい2000万件と予測、でもシステムは7月1日に動かしたい』という、むちゃくちゃな
話でした」

-続きます-



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