【防衛産業】企業の廃 ..
2:依頼@台風0号φ ★
09/08/25 00:31:56
>>1の続きです。
民間部門が大きい大手に比べ、下請け各社は防衛事業への依存度が高く、実情はより厳しい。また04年の
大綱見直しで保有数が大幅減になった戦車や火砲のほか、発注数が少ない上に主要メーカーが多い艦艇の
関連企業も苦しい。
事態の深刻さを受け、防衛省も動き出した。戦闘機について6月、「生産基盤の在り方に関する懇談会」を
設置。民間有識者を交え実態調査に着手した。
防衛産業に詳しい軍事ジャーナリストの清谷信一氏は「大胆な統合再編を重ねてきた欧米企業と違い、
日本では市場規模に比べて企業、とくに主要メーカーの数が多すぎる」と指摘する。「大手も政府も痛みを
覚悟して早く再編に踏み切らなければ、みんなが共倒れになる」と話す。
愛知県にある戦闘機生産の拠点・三菱重工業小牧南工場。日米共同開発された航空自衛隊のF2戦闘機の
組み立てが、流れ作業で進む。同時に12機を生産できる最新設備だが、稼働しているのは現在、1機分だけ。
残りは休眠状態にある。
「フル稼働していたのは02年まで。作業員が機体にウンカのように群がっていた光景がなつかしい」と
同工場の幹部はふり返る。
戦闘機の新規発注は激減、同工場では今、自衛隊機の定期修理が中心だ。幹部は「自動車メーカーが
新車を作らず、車検整備だけやっているようなもの」と苦笑する。
瀬戸内海に面する岡山県玉野市の三井造船玉野事業所。海上自衛隊の護衛艦20隻を建造した実績をもつ。
ドックの一つで、海上自衛隊の海洋観測艦(3200トン)1隻が建造されている。同社によると、00年ごろ
までは途切れず海自艦艇を受注していたが、同艦は7年ぶりの受注だったという。
同社の防衛省からの受注は、長く総売上額の20%前後で推移してきたが、04年度以来、4年連続ゼロ。
08年度もわずか3%。担当幹部は「幸い商船の受注が好調で助かっている」と話す。
−以上です−
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