軍事板書籍・書評スレ24 at ARMY
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500:名無し三等兵
09/08/17 23:23:22
イタリア語とドイツ語を勉強して原典で読めば良いんじゃね?

…君主論はラテン語じゃなくてイタリア語だよな?

501:名無し三等兵
09/08/17 23:36:25
URLリンク(en.wikipedia.org)
イタリア語だね

502:名無し整備兵
09/08/17 23:36:39
>>499

 クラウゼヴィッツの戦争論は、邦訳されたものでは岩波文庫版が比較的無難に訳しているようです。
 原著初版本に近いのは扶桑書房のレクラム版ですが、抄訳です。

 マキャベリの著作集は、筑摩書房から全集が出ています。「君主論」は岩波から、「兵術論」は原書房
から出ているのと比較しつつ利用するといいかも。

503:名無し三等兵
09/08/17 23:42:11
>>502
中公のはどうなの?

504:484
09/08/17 23:52:50
>>502
thx
筑摩書房の全集って絶版?
HP見てみたけど在庫×になってるんだよな・・・

505:名無し三等兵
09/08/17 23:54:17
書評・平和宇宙戦艦
URLリンク(obiekt.seesaa.net)
>買ってみた。
>で、この本のある意味真髄はこの文章と思った部分を紹介。
>気になった人は買って見よう、損した気分になることは保証する。

>【ここより引用部】
>実は、筆者は一年ほど前から、米大使館関係者を通じてペンタゴンに対し、
>「日米共同の平和宇宙戦艦建造計画」を提案し、その英語論文を送って
>いるが、ペンタゴンは筆者の提案に対して明確な回答を避けてきている。
>【引用終わり】

>あと1/3読み残しているんだがどうしよう…

>Posted by ひげ at 2009年08月17日 22:43:05

・・・・・日本の恥がペンタゴンに知れ渡る!

506:名無し三等兵
09/08/17 23:56:09
大丈夫、向こうにもそういう人結構いるから

507:名無し整備兵
09/08/17 23:58:50
>>503

 中公の清水訳は、岩波よりは読みやすいのですが、あまり良い訳では無いとか。
 誤訳が少なくないそうです。ワタシも一言一句比べたわけではないのですが。

508:名無し整備兵
09/08/18 00:02:22
>>504

 そりゃまあ、1999年〜2002年にかけての出版ですからね。
 もう10年前になるのか・・・

509:名無し三等兵
09/08/18 00:05:24
>>507
クラウゼヴィッツと戦争論も書いているから信用できると思ったけど
一長一短と考えるべきかな?

510:名無し整備兵
09/08/18 00:12:11
>>509

 元々文学畑の人で、軍事用語は旧軍の教範見ながら書いていたような逸話もあるので、言い回しがちょっと
変になるようなところはあるかもしれません。逆に、伝記のような散文ならお得意でしょう。

 これも面白かったですよ。

URLリンク(www.amazon.co.jp)

511:名無し三等兵
09/08/18 00:27:35
原典は清水版が一番正確なんだよな確か。
クラウゼヴィッツが、「最高の将帥を内閣に入れて、内閣が軍事に関与出来る様にしなければならない」と書いたのが初版(清水版)だが、
岩波が元にした後の版だと、「、軍事が内閣に関与出来る様にしなければならない」と正反対に改竄されたとかなんとか。

512:名無し整備兵
09/08/18 01:01:33
>>511

 中公の清水訳では、該当の部分は「最高司令官を内閣の一員として、主要な評議や決議に参加させることである」
となっています。
 扶桑書房のレクラム版では、「最高司令官を内閣の一員に加え・・・内閣は、彼の最も重要な決定に関与・・・」です。
 Howard&Paretの"On War"では、注で初版と第2版の相違に触れつつ、"... to make the commander-in-chief a
member of the cabinet, so that the cabinet can share in the major aspect of his activities."としています。

 逆になっているのは、清水訳ですね。

513:名無し三等兵
09/08/18 02:27:54
>>499
バート・S・ホール著、市場泰男訳「火器の誕生とヨーロッパの戦争」1999年、平凡社
ジェフリ・パーカー著、大久保桂子訳「長篠合戦の世界史 ヨーロッパ軍事革命の衝撃 1500〜1800年」1995年、同文舘出版
中世というか近世にはいっちゃうけど読んでおく価値はあるよ


514:名無し三等兵
09/08/18 05:09:37
>>505
そこまでやっちゃってるのか平和宇宙戦艦の中の人w。
と学会あたりで取り上げてくれないかな。

515:名無し三等兵
09/08/18 05:39:04
どこぞのヘッポコライターとは比較にならんなw

516:名無し三等兵
09/08/18 06:04:30
無駄に行動力があるのも考え物だな

517:名無し三等兵
09/08/18 07:26:26
雑誌誌面とかを超えて国際的に働きかけてるんだな

518:名無し三等兵
09/08/18 08:55:32
扶桑じゃなくて芙蓉

519:名無し三等兵
09/08/18 14:00:31
>>506
向こうの人の方が、予算さえあればすぐにでもUSSエンタープライズを建造するよな。

520:名無し三等兵
09/08/18 14:05:41
兵頭二十八

たんたたたん

光文社文庫

521:名無し三等兵
09/08/18 14:47:45
あのアホがどうかしたか?

522:名無し三等兵
09/08/18 15:52:27
>>520
「たんたたたん」じゃなく「たんたんたたた」だよ。
たぶん、日本の92式重機関銃の音。

それから、これもよくある間違いだが、
光文社文庫ではなく、光人社文庫だ。
どっちも実在するけど、軍事専門文庫は後者。

>>521
古い日本陸軍関係の本は評判が悪くない。
この「たんたんたたた」も好評な本。

523:名無し三等兵
09/08/18 17:29:37
俺このスレ好きだわ

524:名無し三等兵
09/08/18 17:32:49
>>522
最近と比べりゃそりゃましだが、当時だって三八式歩兵銃を三十八年式歩兵銃の略とか平気で書いてたぞw


525:名無し三等兵
09/08/18 18:10:21
兵頭の本は彼が資料から引き写した部分だけ読めばいいんだよ。
自説の部分は無視すれば役に立つ。

526:Lans ◆xHvvunznRc
09/08/18 18:15:36
>525
それ、なんて三野本?

527:名無し三等兵
09/08/18 18:18:08
なんで日本の作家は文献目録付けないの?

528:名無し三等兵
09/08/18 18:23:51
お前の読んでる本に問題があるんだろ
学術書にはついてる

529:名無し三等兵
09/08/18 18:54:25
帝国陸軍機のマーキングを網羅した本ってありませんか。特に爆撃機と偵察機について知りたいのですが

530:名無し三等兵
09/08/18 18:57:36
>>524
 確か大正期までは「三十八年式」でよかった筈。昭和期に「三八式」に改められたのでは?

531:名無し三等兵
09/08/18 19:07:13
>>530
いや、たしか明治末の兵器は「年」がつかないのが制式名。
大正期に入ると、再び「年」付きに戻る。

532:名無し三等兵
09/08/18 19:26:45
>>528
>学術書にはついてる
なんで当たり前のことをえらそうに言うのか

533:名無し三等兵
09/08/18 19:49:16
>>527
まぁ>>528の言う事もあながち間違いでは無い訳で、
元々プラモ製作の参考資料や青少年向け兵器解説の色合いが強かった、
日本の軍事趣味界を支えた作家(てかライター)の殆どが、
中高やせいぜい美大とか陸士海兵出で、
学術論文の書き方自体習ってないのが多い時代が長かったからだろう。

誰の何の本だか忘れたが、つい10年程前には著者略歴に「法学士」なんて
仰々しく書くライターが居た位だからなw。

534:名無し三等兵
09/08/18 19:59:06
ページ数の増加がコストに跳ね返ったりする事情とかは無いんかね?

535:名無し三等兵
09/08/18 20:02:54
>>529
網羅はできていないけど、モデルアートから
日本陸軍機の塗装とマーキング爆撃機編ってのが出てる。入手難かも知れないが。

536:名無し三等兵
09/08/18 20:12:22
あとは、マニア上がりなので、ネタ元を隠すという悪癖もあるんだろうね。
俺が苦労して集めた資料を人には教えないよ。ありがたく俺様の本を読めよと。

実際、ネット普及以前に洋書を集めてた人とかは、大変だった面もあろうが、
今となってそれをやる人間は、ちと心が狭いと思うね。
洋書を見れば、参考文献をちゃんと載せてることに気付いて良さそうなものだが。

あとは「参考資料」の内容を丸パクリなので、恥ずかしくて教えられないという輩や、
自説を押し通したいがために、検証しにくいよう資料を隠す大バカ者もあるようで。

537:名無し三等兵
09/08/18 20:44:56
出版社が嫌がるって話も前に出てた気がする。

538:名無し三等兵
09/08/18 21:04:34
「神風よ鎮め」元就出版社 立ち読み。

題名からしてこりゃーとても期待できんな、と思ったら
中身はなんと、各機種ごとの生産数と特攻出撃率など
結構資料的価値の高い本だった。

ただ、ユタユタユタの連送は
「悠久の大義」ではなく「輸送船に体当たり」の略符ではないかと思うがいかがでしょ。

539:名無し三等兵
09/08/18 22:20:38
>>537
あったな。
編集「なんで他社の宣伝しなきゃならないんですか!」

540:ばばぼん♪ ◆9JRNsbZDd8EK
09/08/18 23:08:56
>>535
それ持ってるんだけど、カラーページが最初の方だけなんだよなぁ。
全ページカラーでっていうのは……コストがアレかorz

541:名無し三等兵
09/08/18 23:14:06
>>540
未だに全ての戦隊の戦隊マーキングはわかっていない状態だと思います。

今後も未解明で終わるんじゃないかな。

542:ばばぼん♪ ◆9JRNsbZDd8EK
09/08/18 23:19:12
>>541
マーキングじゃないけど、一応おまけ。
URLリンク(www.ipmsstockholm.org)

543:名無し三等兵
09/08/19 00:20:50
スタスレから転載
278 名前: 名無し三等兵 [sage] 投稿日: 2009/08/18(火) 17:50:22 ID:???
「ロケット開発収容所」 クルト・マグヌス を読んだ。

ドイツでV2号開発チームのメンバーだった著者がソ連に連行され、
ゴロドムリャ島でロケット研究に従事していた8年のことを記したもの。

基本的に研究所で研究をしてるだけなので、それほど興味深い記述もないが、
「お望みなら炭鉱で働いてもらうこともできる」と脅されるとか、ソ連当局が
ドイツ人同士を相互に監視、報告させるとか、いかにもな話もあった。

ソ連側は一線級の自国研究者をドイツ人に接触させるのを避け、
大学院生等の経験の少ないエンジニアに補佐をさせていたそうだ。
設備が十分でないので、ドイツから接収されてきた器具でなんとか
装置を開発してしまうのは、さすがドイツという感がある。

ソ連では、接収されたベルリンの市電が走っていたり、チョコレートの
表にドイツのメーカーの商標が入っていたり、第三帝国の紋章つきの
封印がそのまま使われたりしていたようだ。
ドイツから根こそぎ持ってきていたらしい。

一般収容所に比べれば天国みたいな待遇なのだが、それでも
滞在が長くなるにつれて収容者の精神が不安定になり、
「見慣れない顔の将校が来た。あれは帰国のための打ち合わせだ」とか
「商店に乾燥食品が入荷した。帰国の際の食料にするためだ」といった
噂がとびかったそうだ。

544:名無し三等兵
09/08/19 13:27:15
満鉄調査部が出した「アメリカと戦っても勝てない」っていう報告の概要に
目を通すにはどの本読めばいいですか?

545:名無し三等兵
09/08/19 18:39:36
太平洋戦争の日本軍防御陣地1941-1945にイラスト付きで紹介されているタラワで仕様された「持ち運び式鋼鉄製トーチカ」。
これの詳しい話が載ってる本はないですか。
こんなものがあるなんて知らなかった。

546:名無し三等兵
09/08/19 18:47:52
>>545
「タラワ、マキンの戦い 海軍陸戦隊ギルバート戦記」(谷浦英男/草思社)に出てきた覚えがある。
あんまり使い勝手は良くなかったらしい。

547:名無し三等兵
09/08/19 18:49:56
>>546
サンクスです。

548:名無し三等兵
09/08/19 22:25:45 bRdUu1xh
>512

ここの英訳は必ずしも正確とは言えない。ドイツ語で読まなくちゃ正確じゃないのでは?
どうも芙蓉書房のレクラム版は英訳の影響を受けすぎている気がする。
ドイツ語(レクラム版、S.335)だと、以下の文章になる。
括弧のところはパレットの英語版の注釈では省略されているところ。

so bleibt, (wo der Staatsmann und der Soldat nicht in einer Person vereinigt sind,)
nur ein gutes Mittel uebrig, naemlich den obersten Feldherrn
zum Mitglied des Kabinetts zu machen,
damit dasselbe Teil an den Hauptmomenten seines Handelns nehme.

政治家と軍人とが同一人のうちに体現されていない限り、
とるべき手段はただ一つしかない。
すなわち、最高司令官を内閣の一員として、
主要な評議や決議に参加させることである。(清水訳)

英訳版は、 so that the cabinet can share in the major aspect of his activitiesだが、
副文の主語を勝手に the cabinetとしているので、
日本語訳をするときに誤訳が生じている。
清水訳は、ここの部分の主語をzum Mitglied des Kabinetts
(内閣の一員→das Mitglied des Kabinetts=daselbe)でとっているので、
原文を照らし合わせてみると清水訳の方が正しい。


549:名無し三等兵
09/08/19 22:43:05
現代において『戦争論』の持つ意味なんてシビリアンコントロールの権威付けぐらい
過去においてはどうとでもとれる部分を引用して自説を補強するくらいのもの
『戦争論』に拘ってる人は何を考えているのか何をしようとしているのかわからない

550:名無し三等兵
09/08/19 22:50:46 Vp263D7D
>>549
大井篤が同じ事言ってるしな

551:548
09/08/19 22:51:55 bRdUu1xh
>549
>『戦争論』の持つ意味なんてシビリアンコントロールの権威付けくらい

それは古い解釈だね。
クレフェルトとか、マーレーとか、ホーニヒの論文を読むと考えが変わるよ。
出版から200年経っても多角的な視野を提供してくれる文献として、
今でも古典の位置を占めるのだから、表現についても議論されるのは別に不思議でもないんじゃない?

『戦争論』はなんだかんだ言って重要な文献だから、
どっちかというと文献の正確な解釈を示したかったので指摘したまで。
間違っていたら訂正したくなるでしょ?

552:名無し三等兵
09/08/19 22:59:46
>>550
大井篤って誰だよって思って検索したら『海上護衛戦』の人か

>>551
>クレフェルトとか、マーレーとか、ホーニヒの論文
具体的に何て言ってるの?
>多角的な視野
政治以外の視点を主張してたっけ?
政治の視点って言うならジョミニも言ってるよ

553:548
09/08/19 23:09:08 bRdUu1xh
>552
たとえば、クレフェルトはクラウゼヴィッツの視点が、
国家間戦争、合理性の中の営みに限定されているという点に注目して、
非対称戦争の問題点をえぐり出すための土台にしている。
マーレーなんかは、現代アメリカのテクノロジー優先を批判するため、
クラウゼヴィッツの「摩擦」なんかをよく使っている。
ホーニヒなんかは、まさに『戦争論』が政治のみに限定して、
議論されてきた問題点を批判してるね。
ハワードとかパレットなんかは、
まさに政治に関する議論を過度に強調しすぎた嫌いがあったから。

>多角的な視野
戦争の「三位一体」とか、「摩擦」とか、「重心」とか、
政治だけじゃないよ。


554:名無し三等兵
09/08/20 00:55:17
>>553
>戦争の「三位一体」とか、「摩擦」とか、「重心」とか
>政治だけじゃないよ
済みません
国民の熱狂がどうのこうの言ってた
ただ、重心は「視野」には含まれないように思う
それでもクラウゼヴィッツは経済、文化、嫌悪、その他諸々の要因を考えず
文明国では敵対感情より敵対意図によって戦争が起こるって言ってるように
戦争を考える時には合理的な利害の判断しか考慮に入れていない

後、マーレーさんには同意だし
ホーニヒさんは『戦争論』の政治以外のどの部分をもっと取り上げるべきだと言っているのか気になるけど
御三方とも啓蒙の残滓でしかない『戦争論』についての議論なしに無条件にありがたがってるっていうことには変わりないんじゃないの?
特にクレフェルトは
>国家間戦争、合理性の中の営みに限定されているという点に注目して、
>非対称戦争の問題点をえぐり出すための土台にしている
ようだけど、『戦争論』の問題点の方が先にえぐりだされてる

555:名無し三等兵
09/08/20 01:21:00
土台としての戦争論は基礎教養として必要ってことだろ。
現代に至るまでの変遷を正しく認知していないと
今の現状を正しく理解はできないし
未来のことを正しく予測なんてできないよ。
クラウゼヴィッツの全てがそのまま現代で通用しないのは当たり前の前提なんだから。

古いの一言で切り捨てられるなら歴史なんて学ぶ必要はない。
過去を遠くまで見渡すことができれば未来もより遠く見通せるやらって誰か言ってたね。
若いならもっと視野を広く持たないと駄目だよ。

556:名無し三等兵
09/08/20 01:38:09
金子常規さんの『兵器と戦術の世界史』の書評お願いします

557:名無し三等兵
09/08/20 01:56:24
>>555
孫子は古いからゴミって言ってるようなものだからな。

558:名無し三等兵
09/08/20 02:25:06
>>536
それは二十八さんの事ですか??

559:名無し三等兵
09/08/20 02:28:03
【決定版・太平洋戦争】は1〜3まで出てるけどオススメ

560:名無し三等兵
09/08/20 02:55:28
>>558
海軍関係で酷い気がする。
二十八は、単に適当なだけだろう。

561:名無し三等兵
09/08/20 04:53:05
>>545
それは銃鎧のことか?
それともあれとはまた別物?

562:548
09/08/20 07:22:36 ILqsdTyr
>>554

多角的な視野という意味では、「重心」も重要な視野ではあるよ。
軍事戦略の面においては今でもよく使われるね。
ちなみに、クラウゼヴィッツはかなり広い社会的背景をも含めて、
議論しているから、文化や嫌悪(感情として認識)など、
かなりいろいろな領域について触れている。
もちろん時代的制約から、経済や兵站の分野に関する議論は少ないけど、
ナポレオン戦争以降の国民戦争を分析する根本的な視点という意味では、
いまでも一流の研究だよ。


563:548
09/08/20 07:24:08 ILqsdTyr
>御三方とも啓蒙の残滓でしかない『戦争論』についての議論なしに無条件にありがたがってるっていうことには変わりないんじゃないの?

本を読んでもらった方がいいと思う。
清水・石津『クラウゼヴィッツと「戦争論」』に該当の論文があるから、
既にそういう段階を遙かに越えて議論が進んでいることが分かるはず。
現状進んでいるクラウゼヴィッツ・ルネサンスの方向性は、
『戦争論』の卓越性は共通の前提としつつも、
その成立過程、戦争の本質をめぐる議論、
現状の戦争への適用の問題なんかが議論されているね。

クレフェルトもまさにその立場、
でもクレフェルトとのクラウゼヴィッツ批判は批判も多いし、
そもそもナポレオン戦争以降の国民戦争を批判した文献に、
21世紀の非対称戦争のことが書かれていないじゃないかと、
いってもしょうがないんじゃないかと思うけどね。
でも、『戦争論』は非対称戦争についても有意義な指摘を残しているし、
クレフェルトの批判はその点を無視しているね。

>>555

非常に的確な指摘だと思う。

長くてスマソ・・・


564:546
09/08/20 11:06:41
>>561
あいにく銃鎧は知らないんだが、多分違うと思う。
「持ち運び式鋼鉄製トーチカ」は適当な場所に設置して使う代物で、乱暴に要約すれば
巨大な鉄板の球体を4分の1に切って、銃眼の部分に穴を空けてあるような感じ。
一見便利に思えるが、実際には設置した場所にしっかり固定したり強度不足の箇所に土嚢を積んだりと
いろいろ手間が掛かる割に、あまり大型の火器を置けるサイズではなかったようだ。
タラワじゃ桟橋に上陸してきた敵を掃射出来る場所に、機銃と共に設置してあったとの事。

565:名無し三等兵
09/08/20 12:34:22
>>561
「ウィンドトーカーズ」に出てきたやつだろう。

566:名無し三等兵
09/08/20 12:38:02
>>549
例えば「戦場の霧」の概念をきちんと定義したのはクラウゼウ゛ィッツだと思うけど、その概念なんかは今も有効だろう。

567:名無し三等兵
09/08/20 12:50:05
なんか01思考でデジタルに全否定みたいなバカが増えてるの?

568:名無し三等兵
09/08/20 13:46:42
二元論=デジタル思考
とか言い出すバカはこの数?十年鰻登りです

569:名無し三等兵
09/08/20 13:49:44
鰻踊りですか?

570:名無し三等兵
09/08/20 13:51:35
ここ10年盆踊りです

571:名無し三等兵
09/08/20 14:08:29
タラワの組み立てトーチカの一つ
URLリンク(www.nps.gov)

572:名無し三等兵
09/08/20 14:11:00
これ、船舶用の鋼材の転用じゃね? だから陸戦隊が守備してた島にしかないんじゃねえかなぁ。

573:名無し三等兵
09/08/20 16:34:14
>>564
だと違うな
銃鎧だと、巨大ヘルメットというか亀の甲羅みたいなもんだからな
バリエーションには、移動トーチかというか人力装甲車みたいなのもあったと思うが
まあ研究してたのが対ソ戦用でシナ事変以前だしなあ

574:名無し三等兵
09/08/20 17:50:53
>>553
まさに
>過去においてはどうとでもとれる部分を引用して自説を補強するくらいのもの


575:名無し三等兵
09/08/20 20:13:24
最近、沖縄戦に興味を持ったのですが、
沖縄戦の全体像を俯瞰的に捉えた内容の本で、何かオススメはありませんか?
「沖縄決戦」二冊(読売新聞社・学習研究社)を入手して、現在読んでいる最中です。

576:名無し三等兵
09/08/20 20:54:16
Wikipedia項目リンク

ここ読んで参考文献を読み漁っては。

米軍の一兵士の視点では「ペリュリュー・沖縄戦記」が良かったよ。

577:名無し三等兵
09/08/20 21:28:42
「太平洋戦争の日本軍防御陣地1941-1945」の表紙に載ってるのが「持ち運び式鋼鉄製トーチカ」と説明されている奴
URLリンク(www.amazon.co.jp)
P29にあるこれの解説文には、ベティオ島への上陸中のみ遭遇したって書いてあるぞ
たぶん現地急造品だと思うが?

578:名無し三等兵
09/08/21 01:14:43
「フォッケ=ウルフ迎撃隊」や「Uボート」など、内容の濃い戦記小説で
オススメなのをスレの皆様方教えて下さいまし。

せっかくの夏休みだし分厚い小説を読破してみたいんだ

579:名無し三等兵
09/08/21 01:19:05
>578 マイナーな戦争だが、トゥルグット・オザクマン「トルコ狂乱」が滅茶苦茶面白いよ。

ただまあ、せっかくの夏休みなら、ウィリアム・マクニール「戦争の世界史」「疫病と世界史」なんか読んだ方がいいんじゃないかとも思うけど。
アルフレッド・クロスビー「史上最悪のインフルエンザ」なんかでもいいかも。

580:名無し三等兵
09/08/21 04:02:14
>>578
急降下爆撃
求めている濃さが違うけどw


581:名無し三等兵
09/08/21 06:38:17
>>575
沖縄―日米最後の戦闘 (光人社NF文庫)
此れなんかいいかもね


582:名無し三等兵
09/08/21 15:07:54
海上護衛戦読んでいるとなんか大井さん終盤になると壊れてきてないかw

583:名無し三等兵
09/08/21 15:48:48
そりゃ無理もなかろうw

584:名無し三等兵
09/08/21 15:58:35
>>582
不渡り間近になった会社の、日陰部門の部長さんみたいなもんだな。

585:名無し三等兵
09/08/21 16:02:31
>>582
あんな理不尽な目にあってるんだ。
やってられるかーって状態にもなるよ

586:578
09/08/21 18:09:18
>>579
ありがとう、明日探してみるよ。
海外の翻訳本の無味乾燥さが最近心地良い。

>>580
ありゃ一応自伝ww
内容は下手な架空戦記に匹敵するけどさw

587:名無し三等兵
09/08/21 18:17:33
翻訳物では「死闘の駆逐艦」が面白かったなぁ。
イギリスの駆逐艦長の話。戦闘は緊迫感があるが、
イタリア戦辺りでは上陸しての珍道中もあって面白い。

戦記を書けるようになったのも、戦時はこき使われたのに
戦争が終わったら即お払い箱になって、
元艦長じゃ民間でどこにも就職先がないから・・・って悲惨な書き出しで泣ける。

588:名無し三等兵
09/08/21 18:18:04
ルーデル禁止!!

589:名無し三等兵
09/08/21 19:09:18
>>576>>581
ありがとうございます。
実は沖縄戦に興味を持ったのは「ペリリュー沖縄戦記」を読んだのがきっかけでした。
沖縄戦については、テレビで報道される程度の知識しか無かったので、正に目からウロコという印象でした。
「沖縄―日米最後の戦闘」は、米軍の視点という事でとても興味を持ちましたので、購入してみたいと思います。

590:名無し三等兵
09/08/21 19:20:46
>>589
読んでいないので無責任な勧め方だが、同じような本として

「沖縄シュガーローフの戦い 米海兵隊地獄の7日間」ってのが有名みたいだよ。

591:名無し三等兵
09/08/21 20:36:03
>>578
「秘めたる空戦」

ニューギニアで戦う飛燕戦闘機隊が主役のフィクション?小説

592:名無し三等兵
09/08/21 20:48:30
>>591
いや、あれ、完全なフィクションだから

593:名無し三等兵
09/08/21 21:29:10
ところで
加藤陽子
の著作はどう?
そろそろ手を出そうかなと思って

アマゾンの書評とかを見ると
すくすくまっすぐ育った歴史家って感じで
偏りの無い通史の書ける、日本の研究成果の成熟振り
のメルクマールになりそうな人っぽいけど


594:名無し三等兵
09/08/21 22:20:46
「加藤陽子」を検索して思ったことは
軍事板より戦争国防板や日本史板の方が的を射た回答が帰ってきそうだね

595:名無し三等兵
09/08/21 22:32:19 qts6BCSo
『出撃! 魔女飛行隊』が学研M文庫から発売するみたいですよ。
発売日は、9月10日です。

596:名無し三等兵
09/08/21 22:49:59 7ngmD0T9
>>590
それ読んだよ。アメリカ側の兵士の体験がもとになってる
なかなか面白かった。

597:名無し三等兵
09/08/21 23:03:48
>>586
下手な火葬戦記が束になっても適わないと思うがw

598:名無し三等兵
09/08/21 23:04:08 6wJa9K8d
すいません。質問なんですが
WWUの機動戦って、フランスやソビエトですごい戦果をあげたドイツ流の電撃戦や
後期に機動戦の本場ドイツを圧倒したソビエト流の縦深作戦などがあり興味を持ったのですが
これのを成り立ちや目的を理解するのに良い書籍があったら教えてください。

599:名無し三等兵
09/08/21 23:06:58
『電撃戦という幻』がいいと思う。
漠然と抱いている「電撃戦」感みたいなものが覆るよ。

600:名無し整備兵
09/08/21 23:07:59
>>548

 ご指摘有難うございます。当方ドイツ語はさっぱりなので。
 さて、芙蓉書房関連の書籍は、だいたいParet訳(及び注)に従っているのですが、ご指摘の事項を
含めて、Paret訳の問題点等に触れている文献があれば、ご紹介していただけると幸いです。

601:名無し三等兵
09/08/21 23:38:59
>>595
わーい。でも、カバーは粗末なタイプなんだろな。

602:名無し三等兵
09/08/21 23:47:50
カバーといえば、図書館の本にかけてあるビニールコーティング、
あれって一般家庭でも可能なんだろうか?
本屋の紙カバーだとどうしても限界が……

603:名無し三等兵
09/08/21 23:48:24
>>599
グーデリアンの電撃戦は?

604:名無し三等兵
09/08/21 23:55:19
>>602
図書館のコーティングフィルムも売ってるけど、プロが貼らないと失敗多いよ。
自宅でやるとホコリも一緒に貼り付けちゃうからね。
あと、古本で売るときにやはり不利になる。

自分はコミックレンタルとかが使っているのと同じ、透明ブックカバー使ってる。
本自体にはシールが付かないので古本で売るときも安心。
価格も10枚で数十円だから負担にならないし。

605:名無し三等兵
09/08/22 00:10:41
>>598 「機甲戦の理論と歴史」

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
葛原 和三
1950年生まれ、陸上自衛隊幹部学校戦史専門教官、一等陸佐、機甲科。
1965年陸上自衛隊少年工科学校入校、1974年北海学園大学卒業、
機甲科部隊では、戦車教導隊(小隊長)、第7師団(師団長副官)、第73戦車連隊(中隊長)、
第11戦車大隊(大隊長)などで勤務する傍ら、幹部学校指揮幕僚課程、筑波大学史学研修後、
幹部学校(戦史教官)、防衛大学校(助教授・教授)、防衛研究所戦史部(所員)及び現職において戦史教育を担任

まあ、いまの日本でまずその辺の権威筋の極みだろう。判り易く面白いよ。

606:名無し三等兵
09/08/22 00:21:06
>>604
一時期手持ちの本にかけていたけど、そんなに難しいかな?
その辺の町の図書館で文庫本あたりに貼っているレベルで
あれば、そんなに失敗しないと思うけどね。(しくじったら悲惨だが)
無論多少のホコリははいるけど、それは普通の図書館の本でも
同じだし。

607:名無し三等兵
09/08/22 00:34:27 UUcvc4EF
>>599 >>603 >>605
皆さんありがとうございます。
まずは手に入りやすそうな「機甲戦の理論と歴史」から行ってみたいと思います。
すこし調べましたがそれぞれ違った立場、着眼点のようでできたら読み比べてみたいと思います。

608:名無し三等兵
09/08/22 00:34:59
>>606
コーティングシールは表紙が破損した本の修復にはたまに使いますけど、
貼った後でも浮き上がったり、図書館の物のように完璧にはなかなか。

やはり取り外し可能な安物OPP透明カバーが最高です。
何も技術がいらなくて、コーティングシールより安く、保護目的は達成できます。
また、売るときは元に戻すことができますし。

609:名無し三等兵
09/08/22 00:37:37
>>607 ああそうだ。ドイツ限定なら、レン・デイトン「電撃戦」もいい。安いしね。

610:名無し三等兵
09/08/22 00:39:16
>>582
巻頭写真の「次々沈む輸送船」のキャプションに乾いた笑いを感じた

611:名無し三等兵
09/08/22 01:16:45 Mnpa6wli
>>602
普通に売ってあるブックカバーにしたほうがいい
カバーフィルムは個人でやると無駄に金が消えるし
かなりの手間がかかるし何よりキリがない
本とカバーをセロテープでとめとくほうがよっぽどマシ

612:名無し三等兵
09/08/22 01:19:05
>>577
同ページに「日露戦争当時にその起源をもつものであろう」という記載がある。
破壊するには艦砲射撃の至近弾か、シャーマンの直撃弾じゃないとできないともある。
米側からは、標高差の無い地形では結構やっかいなものという認識を持っていた様子。

613:名無し三等兵
09/08/22 01:47:46
ブックカバーの類は、ものを選ばないと劣化して本に貼りついたりする奴が
結構あるね。ごく短期間かけるだけならさして問題ないけど。
ジャケットの絵が気に入ったからと透明なカバーをかけていたら、貼り付い
てしまって結局絵の部分が駄目になったことがある。
テープ類にしても劣化が速いのが多いし、下手をすると、「保護」「修理」の
つもりが却って本をだめにしただけだったということになりかねないね。

614:名無し三等兵
09/08/22 05:59:39
横浜の軍学堂に遠征に行くのだが、横浜駅周辺にいい飯屋ってある?

615:548
09/08/22 06:06:52 F6ypRXU0
>>600

先ほど話題にあがった点は、必ずしも言及されていないのですが、
パレット訳の問題点については、以下の文献がよろしいかと。
Jan Willem Honig, Clausewitz's On War: Problems of Text and Translation,
in:Hew Strachan and Anderas Herberg-Rothe, Clausewiz in the Twenth-First Century (Oxford,Oxford University Press, 2007)

ヤン・ヴィレム・ホーニヒは著名なクラウゼヴィッツ研究者ですが、
「クラウゼヴィッツと現代戦略思想の危機」と題された論文が、
『クラウゼヴィッツと「戦争論」』の中にも掲載されています。

616:548
09/08/22 06:40:17 F6ypRXU0
クラウゼヴィッツの訳でどれがいいかという議論がよくあるけれど、
断然、清水多吉訳(中公版)を推薦したいと思います。
ドイツ語の原文で読んでも意味をとりにくいところも、
きちんと文意を生かして訳しているし、訳文も流麗で読みやすい。
何よりパレット版のように勝手に解釈をしていないのは大きいと思う。

確かに最近議論されている論点については、
訳文が対応していない点はあるけれど(「摩擦」→清水訳では「障害」)、
全体的に言って、岩波版や芙蓉版よりいいですよ。

617:シチュー砲 ◆STEW.ibjrE
09/08/22 07:26:35
>544
陸軍省大日記 「日支事変の世界史的意義」送付の件 華北連絡部

此れはちょっと興味深いですよ

618:名無し三等兵
09/08/22 09:41:06
>>614
トーヨー地下街(ヨドバシカメラの地下入り口近く)にある中華料理「龍味」が安くていい。
ただし、狭くて混んでいるのが難点。

今日もやっているか分からないが、先週地下街で古書市をやっていたよ。
場所はヨドバシ地価入り口をスルーして50m位だったかな?

619:名無し三等兵
09/08/22 11:02:05
>>618
サンクス。そっちも行ってみる

620:名無し三等兵
09/08/22 13:45:58
>>613
古い塩ビ系はそうかもしれないですね

だから今はOPPの透明ブックカバーが主流です。

621:名無し三等兵
09/08/22 14:24:01
>>613
前にブコフでもらったビニールだか塩ビだかの
赤っぽい文庫カバーを掛けて積んどいたら
下の本の印刷を剥がしてくれたことがある。
俺の『宣戦布告』の表紙を返せorz

622:名無し三等兵
09/08/22 14:24:16
コーティングシールってそんなに難しい?
小学校、中学校と図書委員でかなりの量やらされたけど失敗なんてしなかったよ。
まぁ、多少やりにくい本があったり、個人の得意不得意はあるだろうけど。

623:名無し三等兵
09/08/22 14:40:58
>>622
そう思うんだけど、許容範囲は人それぞれでもあるしね。
たまに気泡が入って浮いたりしたときには、そこだけ切り目を入れて
押し潰したりしていたけど(どうせ自分の本だし)、そういうのが許せ
ない人もいるだろうからね。

624:名無し三等兵
09/08/22 15:18:05
横浜西口の古書祭り、軍事系もそこそこあるよ。
来週の木曜までやってるから近くの方は覗いてみてはいかが?

625:名無し三等兵
09/08/22 15:45:40
>>624
夜遅くまでやってるのがありがたいね。
たしか8時過ぎに通りかかったらまだやってた。

626:名無し整備兵
09/08/22 16:51:51
>>615

 どうも有難うございます。「クラウゼヴィッツと「戦争論」」は読んでいます。

 ああ、ただでさえボーナス減ったのに・・・

627:名無し三等兵
09/08/22 19:39:34
カバーフィルム掛けるのはBK1で120円でやってるね。ときどき半額でも。
地図本を買ったときにして貰ったのだが、さすがにキレイな仕上がり。

ニチバンのカバーフィルムを買って自分でしてみたけど、
さすがに同じようにするのはチョット無理だった。
ボロい地図帳だったからキレイに平らな部分が取れないんだよね。

628:名無し三等兵
09/08/23 01:36:42
>>614
ヨドバシカメラの地下の食堂街がおすすめ。
意外といい店が多い。
ダイヤモンド地下街は龍味は例外だけど基本的にハズレの店ばっか。
龍味はパイコーハンお勧め。

あとジョイナスの地下二階食堂街も予算高めだけど結構良いよ。
ライオン横浜店とか横浜名物ハングリータイガーとか。

629:名無し三等兵
09/08/23 01:57:11 3FcDxAus
井上成美(井上成美伝記刊行会)get
こん人本当に切れ者なんだなwww

630:名無し三等兵
09/08/23 02:11:09
今日本屋にふらりと寄ったらフィンランド空軍戦闘機隊初版が新品でおいてたから
思わず買ってしまったがこれは運がいいのだろうか。

631:名無し三等兵
09/08/23 02:33:16
>>628
ありがとう。次行く時、参考にするよ。
昨日の戦果
若き将軍の朝鮮戦争
雑兵物語
誰にも書けなかった戦争の現実

曹操訳孫子も欲しかったけど5kは高い。
5年位前に文庫で見かけた気がするのだけど、どなたかご存知ありませんか?

632:名無し三等兵
09/08/23 10:02:25
>曹操訳孫子

朝日文庫だったかであったような…

633:名無し三等兵
09/08/23 10:16:19
たまーに「アドルフ・ガーランド」が新品
(中古でないの意、カバーとか擦り切れてボロボロ)
で置いてあるのは、いったい何故なんだろう……棚のヌシ?

634:名無し三等兵
09/08/23 12:16:12
>>633
近所の本屋には『エーリッヒ・ハルトマン』と『グスタフに翼を』の大日本絵画ペアが十数年頑張ってるぞw

635:名無し整備兵
09/08/23 15:06:34
>>631

 これですかね。

中島悟史 「曹操註解 孫子の兵法」 朝日文庫
URLリンク(www.amazon.co.jp)

636:名無し三等兵
09/08/23 15:22:33
>>632>>635
ありがとうございます

637:名無し三等兵
09/08/23 17:09:20
たまーに中国の古典だとかは図書カードが挟まったままうん十年も図書館にあるって場合がある

638:名無し三等兵
09/08/23 20:24:15
>>614
あの辺はそこらじゅう飯屋ばっかだが…
おのぼりさんならいっそ話のネタに吉村家ってのもどうだろう?w
ハンズの先、街道沿いの陸橋降りたあたりだが。
すぐ向かいに弟子の店とかもあるが、行列がぜんぜん違うのが笑えたり涙を誘ったりもする。
俺はあそこ美味いと思わないんだけどなw

639:名無し三等兵
09/08/23 22:16:10
>すぐ向かいに弟子の店とかもあるが、行列がぜんぜん違うのが笑えたり涙を誘ったりもする。

それって大通り挟んだところに在る、角煮ラーメンとか書いてる店?
吉村家と比べて人居ないし、旨くないなと思ってたが、あれ弟子の店だったのか。

640:名無し三等兵
09/08/23 23:36:07
ゲリラ戦を学ぶにあたってオススメの本などあったら教えてください。
あ、ちなみに知りたいのはゲリラ側の戦術です。

641:名無し三等兵
09/08/23 23:46:46
>>640 lester grau

the other side of the mountain
the bear went over the mountain

の2冊がいい。読みやすい。戦術状況図たっぷり。ロシア人の使う戦術記号はNATO側より
優れているかもしれない。直感的に分かりやすい記号を使っている。

この2冊はネットで無料で読める。書籍にもなっているが、DLして読むのを薦める。

あとは毛沢東を竹内好訳の中国文学と一緒に読むと良いんじゃないかな。

642:名無し三等兵
09/08/24 05:15:44
>>639
あのへん横浜家とかもなかったっけ?
xx家の暖簾上げてるトンコツラーメンの店はだいたい吉村の弟子かその系列。
家系のトンコツラーメン食うと俺高確率で腹壊すんだよな…w
ときどきなんか食いたくなって手近な店に行くんだが、まあ下剤兼用だなw

643:名無し三等兵
09/08/24 08:27:30
>>641
ありがとう。しかし、英語か…

644:名無し三等兵
09/08/24 11:44:16
>>414
気合いの入ったイタリア軍本の続刊ってこれ?
URLリンク(www.photohighway.co.jp)

イタリアSSの写真が見た事もないものだらけで、これだけでも見応えあった。

645:名無し三等兵
09/08/24 13:34:51
アルデンヌの森やムーズ川をドイツ軍の機甲戦力が通れないと考え戦力をあまり割かなかった、というエピソードは有名ですが
それからはドイツの機甲戦力に対しある程度の評価をし、かつドイツ軍の主力が機甲戦力である、ということをわかっていたように感じられます
膠着状態から脱し一転流動的になった1918年を経験し空地共同作戦などの強力さも理解しているはずだと思うのですが

フランス視点で対ドイツ(機甲)戦力への評価、対策やフランス上層部の考え、ドクトリン、戦略などについて詳しく書かれている本を教えていただきたいです

646:名無し三等兵
09/08/24 13:38:57
>>641
基本だがゲバラの「ゲリラ戦争」(中公文庫)、
後上田信のコンバットバイブルあたりか。

647:名無し三等兵
09/08/24 13:53:22
>>414
コミケじゃないと買えないの?
某うどん県在住なんだけど。

648:名無し三等兵
09/08/24 14:19:56
>>647

アルバム最後で通販情報も案内中!(8/12更新)

649:名無し三等兵
09/08/24 14:24:19
>>645
西方戦役に関しては「電撃戦という幻」

650:名無し三等兵
09/08/24 14:49:04
>>649
ありがとうございます
でもドイツ軍視点の作品だったような 探しにくいフランス物を探すより手に入りやすいドイツ視点のものをたくさん読むほうが効率いいんでしょうか
『フランス軍入門』『フランス敗れたり』はチェック済ですので、もしこれ以外の作品でなにかあればお教えいただきたいです

651:名無し三等兵
09/08/24 15:51:25
>>650
歴史群像のバックナンバーで、確かフランス軍による検証の記事があったような
今手元にないから、どの号かまでは言えないけど、結論として
「我が軍(フランス)の戦車は機動出来ない、故にドイツ軍も機動出来ない」
って結論だったような?

652:名無し三等兵
09/08/24 15:59:12
>>651
2001年10月号に「アルデンヌの真相」って記事があるな。
副題が「ドイツ電撃戦が生んだ森林伝説」

653:名無し三等兵
09/08/24 18:01:39
傭兵ついての基礎知識についていい書籍はありますか?

654:名無し三等兵
09/08/24 18:08:46
>>653
傭兵の二千年史

655:名無し三等兵
09/08/24 18:57:15
>>647
某うどん県は作者の出身地では?

イタリア本は通販もやっている模様
URLリンク(www.photohighway.co.jp)
URLリンク(www.photohighway.co.jp)



656:名無し三等兵
09/08/24 19:57:15
>>650
>>645に半分くらい沿っている程度で、
戦前の見方でなく敗北後の反省点の列挙なんだが、
マルク・ブロックせんせーの『奇妙な敗北』なんかどうだろう。

著者は西洋史を概説的に囓った人だとおそらく一度は
名前を聞いたことのあるだろう史学上業績のある学者さんで、
大学の先生だったんだけどWW1で兵から大尉、WW2でも大尉で従軍している。
その著者が、敗戦後にレジスタンス活動に手を出しつつ
自身の経験と市民として出来る範囲で集めた情報で書き上げた文書で
自身の思想や実体験を交えつつも、軍の末端から社会構造に至るまで
欠点を挙げている。

あとはまだ手を出せてないんだけど栗栖弘臣著『マジノ線物語』
はおそらく戦間期における仏軍上層部の思想についても
触れてるんじゃないかな?誰か読んでる人頼む。

私見だと独軍視点行くんだったら、仏側の開戦までの
政治経済の方に目を向けていくと面白いと思う。

仏スレでガムラン元帥の回想録買った人が居るらしいんだが
レビューとかしてくれんかなぁ。

657:名無し三等兵
09/08/24 20:07:23
>>651-652
>>656
ありがとうございます 参考になりました
『マジノ線物語』なんかはかなり琴線に触れてそうです

658:名無し三等兵
09/08/24 20:13:14
マジノ線物語って図書館じゃないともうないんじゃないかな。
ちなみに横浜市中央図書館には置いてある。

659:名無し三等兵
09/08/24 20:56:49
このスレかは確信がないんだが、この板で「マジノ線物語」の感想を複数読んだ記憶があるぞw

660:名無し三等兵
09/08/24 21:18:29
マジノ線物語は仏軍視点の日本語文献の鉄板だと思う。
普仏戦争から冷戦期の軍備計画を概観している。
冷戦期のフランスの国防計画まで踏み込むなら仏語書籍だけど
L`armee de Terre Francaiseも合わせて読むとフランス軍の国土防衛の現実的・思想的連続性が見えてきて面白い。
衆愚政治は誰の徳にもならんって良く解る・・・
軍板じゃフランスはヘタレだの蛙だのバカにされてるが、19世紀からフランスを中心に俯瞰すると現在の姿はああなるのは必然だし、
無謀に見えるがそうせざるを得ない選択してるのがわかる。

661:名無し三等兵
09/08/24 23:03:03
>>657
これとかは?
381 名前: 名無し三等兵 [sage] 投稿日: 2009/08/07(金) 00:53:26 ID:???
陸戦研究 第二次世界大戦における佛軍敗北の一考察 第33巻第385号
URLリンク(www.kosho.or.jp)
/陸戦学会/昭和60年発行/\1,000
(表紙と小口にシミ)




662:名無し整備兵
09/08/24 23:48:04
>>645

Barry R. Posen "The Sources of Military Doctrine - France, Britain, and Germany between the World Wars"
Cornel Studies in Security Affairs, Cornel Univ. Press, NY, 1984

 なんてのはどうでしょ。

 「フランスは何故マジノ線を築いたのか」に一章を割いています。

 他の章は「イギリスのBoB」と「ドイツの電撃戦」が、それぞれどのような国内及び国際的な影響により
形成されたかについて触れています。

663:名無し三等兵
09/08/25 15:31:44
先週、航空自衛隊百里基地に仕事で行って購買部の書籍コーナーみて笑った。
アニメージュに18禁マンガのオンパレード。

噂にたがわず、オタク率高いな

664:名無し三等兵
09/08/25 16:34:34
>>663
仮想戦記とか一等自営業の人の単行本ばっかとかって光景だとある意味コワいからそれよりはましではあるまいかw


665:名無し三等兵
09/08/25 17:01:56
>>663
パチスロ系や釣り、車改造系は目立ってました?
車改造系は少なくなってんだろな・・・

666:名無し三等兵
09/08/25 17:30:53
パチスロ系はほとんど目立たず。
アウトドア系列も少数。自動車バイクの雑誌は・・・まあ普通だったかな。

ミリタリムック本のコーナーと、アニメ・ゲームコーナー、
18禁エロコミックが、1/2〜1/3を占めていたといえば。

第7航空団1400余名のうち、補給群整備隊が700名。つまり700人のテクノクラートとのこと。
まあ何をかいわんやだな、バイクも少なく、営舎の自動車もそんな目だったスポーツカーはなかった。

むしろ水戸警察署の駐車場の方が、国産バイクの名車ぞろいで、ああこっちはさすが体育会だと思った

667:名無し三等兵
09/08/25 17:36:36
>>664
陸自でなら見たことある
>一等自営業の本
一通りの基地に入ったことあるが空自が異様にフリーダムなんだよな。
海自とか学研M文庫とか置いてあったりするのに

あとパチスロはどこにでもある

668:名無し三等兵
09/08/25 17:44:17
石を投げればオタクに当たるってなほどに多くなっても困るが、
酒・タバコ・パチンコ以外に娯楽が無いって隊員ばかりな状況よりかはマシだろうなぁ・・・
言論系の雑誌はどうなってるのかね?
品揃えはリベラル系保守系のどちらかに偏ってるって状態だとしたらどうかと思うな

669:名無し三等兵
09/08/25 17:48:24
基地内の厚生施設にネット端末があった。
一応、ノートにID記載してネットに触れるPCがある。
それはまあ普通だが、(みな官舎内に自前で持っているだろうし)
PCアイコンの隅っこに「田母神論文PDF(必読)」というのがあってね・・・。

670:名無し三等兵
09/08/25 17:49:14
知り合いに陸自隊員が入るが書籍はほとんど電子書籍で済ましてるみたいだった。
場所とってジャマになるからって。読み捨ての雑誌類ぐらいは紙のものを買ってるのかな?

671:名無し三等兵
09/08/25 19:27:20
>>663
すばらしいじゃないか(笑)


ところで、ベトナム戦争ならコレだ!っていう本はないかい?


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