【アメリカ】対露制裁網 軍事産業も標的に 中露協力にくさび [09/21] at NEWS5PLUS
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18/09/21 16:51:13.73 CAP_USER.net
・米、対ロ制裁網 軍事産業も標的に 中ロ協力にくさび
【ワシントン=永沢毅、北京=永井央紀】トランプ米政権は20日、対ロシア制裁強化法に違反してロシアから軍事装備品を購入したとして、中国共産党の高官らへの制裁に踏み切った。ロシアが最重要視している軍事産業も標的とし、対ロ制裁網の締め付けをめざす。ロシアと中国による軍事協力の強化にくさびを打つねらいも透けるが、両国からの反発は確実だ。
今回、制裁対象となったのは中国の中央軍事委員会で装備の調達を担う装備発展部と、その責任者である李尚福部長。ロシアの最新鋭戦闘機「スホイ35」10機と地対空ミサイルシステム「S400」を購入したのが理由だ。「ロシアの悪行に適切な圧力を加える」。米政権高官は制裁はロシアへの資金流入を防ぐためだと強調した。
2016年の米大統領選に介入したことなどを理由に17年8月に成立した対ロ制裁強化法には、米国があらかじめ指定したロシアの軍事・情報機関の関連部門の関係者と「重大な取引」にかかわった第三者に制裁を科すという条項がある。今回はこれに基づく初の制裁だ。中国の中央軍事委はロシアの国営軍事企業から一連の装備品を購入していた。
これまでの対ロ制裁はプーチン大統領側近のエネルギー部門の関係者などが多かった。今回の制裁は、ロシアにとって重要な軍事産業も含めて締め付けを強めるメッセージといえる。トランプ政権は今年8月、米国の安全保障にかかわるモノや技術の取引を停止する新たな制裁も公表した。
S400はインドやトルコも購入に向けた協議をロシアと進めている。米政権高官は「今回の措置で、ロシアの軍事部門との取引を再考するようシグナルを送った」とインドなどをけん制した。
米政権高官は今回の措置について「ある特定の国の防衛能力に打撃を与えるためではない」と説明している。とはいえ、ロシアと中国は今月、東シベリアで冷戦期以降では最大規模となる合同軍事演習を実施したばかり。防衛協力を深める両国にクギを刺す効果もありそうだ。
今回の対応がロシアと中国の反発を招くのは避けられない。特に中国は最先端兵器の調達など、ロシアとの今後の軍事協力に支障が出る可能性がある。
装備発展部は軍内の最重要組織の一つで、李部長は昨秋、習近平(シー・ジンピン)国家主席の主導で抜てきされた人物だ。中国軍は潤沢な国防予算で兵器の近代化を進めているが、出遅れている航空機エンジンなどではロシアの技術に依存する部分がある。
米政権が制裁の理由として指摘したS400の取引は、中国の強い要請によるものだった。中国軍は軍事拠点化をめぐり米国と対立する南シナ海での訓練にスホイ35を投入している。装備発展部は米国の金融システムから遮断されたため、ロシア以外の国との兵器の輸出入にも影響が出てきそうだ。
・US imposes sanctions on China for buying Russian weapons
URLリンク(www.bbc.com)
(Su-35 fighter)
URLリンク(ichef.bbci.co.uk)
URLリンク(i.imgur.com)
(S-400 anti-aircraft weapon system)
URLリンク(ichef.bbci.co.uk)
URLリンク(i.imgur.com)
2018年9月21日 15:48 日本経済新聞
URLリンク(r.nikkei.com)


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