困惑度は秋アニメNo.1? 『アキバ冥途戦争』の圧倒的カオスな世界観 [鳥獣戯画★] at MOEPLUS
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22/10/27 20:36:18.16 hQSiJ4Cp.net
リアルサウンド2022.10.27 18:00
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 『機動戦士ガンダム 水星の魔女』や『チェンソーマン』など、注目度の高いアニメが10月から続々スタートしている。そんな豊作な秋アニメの中でひときわ異彩を放っているアニメが『アキバ冥途戦争』だ。
 CygamesとP.A.WORKSが手を組んで制作されたオリジナルアニメであり、『ウマ娘 プリティーダービー』のような可愛くて熱い物語を予想した人、『花咲くいろは』や『SHIROBAKO』のような仕事に真摯に取り組む女の子を描いた物語を予想した人も多そうだ。しかし、第1話からその予想を裏切られながらも、そのカオスな展開に心を奪われた人は筆者だけではないだろう。『アキバ冥途戦争』の魅力について語りたい。
 第1話の冒頭は、雨が降りしきる1985年のとある日、万年嵐子の店長と思われるメイドが、他のメイドに急に銃殺される回想シーンから始まる。そこからオープニングが始まるが、曲調も映像も予想していた“萌え萌えキュン”なものとは違う。『ゾンビランドサガ』の第1話を観た時と同じくらいの拍子抜けをくらった。
 オープニング後は1999年に時代を移す。可愛いメイドに憧れて秋葉原にやってきた和平なごみが、就職先であるメイドカフェ・とんとことんを訪れる。その後は一緒のタイミングで嵐子もとんとことんで働き始め、慣れない仕事に悪戦苦闘する2人の様子がなんとも可愛い。「やっぱり『花咲くいろは』的な感じなのか」と少し安心感を覚えた矢先、オールドタイプなオタクの見た目をした取り立て屋(内山昂輝)が入店して、雰囲気が一気に変わる。取り立て屋は「おひねりちゃんの期限が過ぎているように思いまするが」と店長(高垣彩陽)を責め立て、土下座する店長の頭を鷲掴みにする。そして、取り立て屋の命令でなごみと嵐子は、同系列のメイド喫茶におつかいに行くことに。
 しかし、なぜかそのメイド喫茶のメイドたちと揉め事に発展。そこから、なごみの先輩メイド・ゆめちが歌う「純情メイドぶっころ主KISS」をBGMに嵐子がテンポ良くメイドを銃殺していく。ニコニコ動画のMAD動画を観ているような、違和感と爽快感が織りなす混沌とした映像に思わず「カオスww」とコメントしたくなった。
 嵐子の活躍もあり、とんとことんに無事に帰ってきたが、血まみれの服のなごみを見て、店長やゆめちは特に驚いた様子を見せていないことに違和感を覚える。ただ、第2話の冒頭では嵐子が起こした事件がニュースとして流れており、その内容にとんとことんのメンバーは特に驚きを見せなかった。第2話では闇カジノ、第3話では地下格闘技など、アングラよりもアングラな場所が登場するが、このアニメの世界観ではメイド喫茶間の抗争は珍しくなく、“メイド=反社会的勢力”という立ち位置なのだろう。
 ただ、なごみはメイド喫茶界隈がこれほどバイオレンスなことをなぜ知らなかったのか。加えて、第1話で嵐子が「万年嵐子、35歳です」と自己紹介した時、しぃぽんが「ウケんだけど、アラフォーじゃん」と口にしていたが、“アラフォー”は2008年の「ユーキャン新語・流行語大賞」の大賞を受賞した言葉であり、1999年時にこの言葉を使っているのはいささか変だ。しぃぽんがギャルだから、最先端な言葉遣いをしているだけなのかもしれないが、謎は少なくない。また、俯瞰しすぎた考察だけではなく、第1話の冒頭で嵐子の店長が殺された理由、パンダの着ぐるみを被った御徒町の招待など、ストーリーにおける謎も多く散りばめられており、今後の展開も楽しみなところ。
 とは言え、どれだけ理不尽な目に遭っても、最終的には暴力で解決するその疾走感を観ていると、考察や伏線などはどうでも良くなる。よく動くキャラクター、懐かしさを感じさせる秋葉原の街並みに魅了されつつ、ただただ物語を無心で楽しみたくなるアニメだ。


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