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517:文責・名無しさん
20/06/02 07:53:58 /Ajb0xyW0.net
産経抄 6月2日

 マーティン・ルーサー・キング牧師は、人種差別の撤廃を訴え続けた米国の黒人公民権運動の指導者である。「私には夢がある」の名セリフでも知られる。

 ▼歴史的な演説の舞台となったワシントンのナショナル・モールには、記念碑が建てられている。設置に反対の声もあった。碑石を制作したのが、毛沢東像も手掛けた中国人の彫刻家だったからだ。実はキング牧師と毛沢東には、浅からぬ因縁がある。

 ▼毛沢東は1963年に「人種差別に反対する米黒人の正義の闘争を支持する」との声明を出した。
キング牧師が5年後に暗殺され、米国各地で暴動が起こると、2度目の声明を発表する。「非暴力主義者のキング牧師に対してさえ、米帝国主義者は寛容ではなかった」「この事件は黒人に深刻な教訓を与えた」。

 ▼武力闘争をあおるような内容である。米国内の分断を図ろうとしたのは明らかだ。文化大革命によって国際的に孤立していた中国にとって、反米を強調して各国に連帯を呼び掛けるチャンスでもあった。

 ▼白人警官の暴行により黒人男性が死亡した事件を受けて、抗議デモは全米に波及している。一部は、車や建物に放火して、商店から品物を持ち出すなど暴徒化した。
米メディアによれば、夜間外出を禁止した都市は40を超える。トランプ大統領は「すぐに州兵を動員しろ」とツイートして、デモ隊との対決姿勢を強めている。

 ▼香港への統制を強める「国家安全法」の導入をめぐって、欧米諸国から強い批判を受けている中国にとって、米国の混乱は渡りに船である。
「まるで香港の暴徒らが米国に忍び込んだようだ」。政府系の新聞は、米国をあてこする記事を掲載した。毛沢東流の「分断工作」が今後、本格化するだろう。


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