〜歴代死刑囚について ..
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39:傍聴席@名無しさんでいっぱい
17/11/15 00:05:08.83 mItceUnk0.net
>>37
「弁護人らは、被告人はアスペルガー症候群等の広汎性発達障害の
影響により、相互的社会関係等において質的障害があり、そのため
行動制御能力の著しい減退が生じており、被告人は犯行当時心神耗弱
の状態にあったと主張するが、当裁判所は、 被告人は広汎性発達障害
であるとは認められず、また、行動制御能力が著しく減弱していたもの
ではなく、完全責任能力を有すると判断したので、以下その理由を説
明する。 」
「学齢期については、多動や注意の障害などは見られず、手作業も
不器用ではなく、チームプレーにも参加していた。言葉遣いやイント
ネーションにも異質なところはなく、几帳面であり、対人関係で、
仲間をつくったり、楽しみを分かち合ったりして、情緒的な相互関係を
作ることができない点はあるが、突然の状況にも機転のきいた態度を
とることができ、その場の雰囲気や相手の意図を的確に読み取り、
相手によって態度を使い分けることができ、表情や言葉に込められた
シグナルを読み取っており、 言葉を字義どおりに解釈したり、比喩が
通じないということはなく、特殊なことや変わったことに熱中したり、
強迫的なこだわりを持ったこともなく、音や光に対しての感覚過敏も
ないことから、社会的・対人相互関係の障害は見い出せない。特に、
アスぺルガー症候群の人の場合、人の心を読むことができないと思われ
るが、被告人は本件犯行の前日にマンションの廊下で被告人を不審に
思った住人に不意に声をかけられたとき、パニックに陥ることなく、
すぐに視線を合わせて、けんかしたから頭を冷やしていたんだと、
臨機に対処していたり、本件によって逮捕されて取調べを受けていた
際に、取調官の雰囲気を感じ取り、相手の意図を読み取ったり、現場の
再現のときに、立ち会った1人の刑事が面白いことを言って少し笑わせて
いたと被疑者ノートに書き記していたエピソードがあり、相手の意図、
心、雰囲気を読めるというのは、アスペルガー症候群の人とは明らかに
違うといえる。また、鑑定に関与した精神科医師及び2名の臨床心理士に
対して、被告人は、相手により、また、その場の雰囲気により、それぞれ
異なった態度で接しており、同一検査者でも関係性が変化することで
被告人の態度が短期間に変わっており、対人態度が一本調子で単純であり、
相手を見たり、場の雰囲気を見て変えることがないアスぺルガー症候群や
広汎性発達障害の人とは明らかに異なる。
 また、自閉性、言語発達の遅れ、常同性・同一性保持などの症状がより
強い他の広汎性発達障害にも該当しない。 」


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