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149:名刺は切らしておりまして
18/05/17 00:48:36.68 QOj4sZ6m.net
「国際貢献のウソ」(ちくまプリマー新書 143  2010年刊行)
伊勢崎賢治(東京外大大学院教授)著
あとがき―日本の若い人たちへ より
いっぽう、現在では、普通の会社に入ることが難しくなっている。
非正規雇用問題に代表されるように、
日本では、自己の努力で克服できる「格差」の問題ではなく、
社会の構造的暴力が生み出す「貧困」が身近なものになってきているのですね。
こんな閉塞状況ですが、誤解を恐れずにアドバイスさせていただくと、
ちょっと発想を変えてみませんか?
もし、就職に失敗したら、肉体労働でも、水商売でも、数年間集中的にやって、
そうですね、ニ、三百万円貯めるのです。
かじるスネがあったら、遠慮なく、親に無心してもいい。
そして、留学しちゃうのです。でも、欧米へ、ではありません。発展途上国へ、です。
それも、その国の一流大学へ、です。
首都にある国立大学(その国の東大にあたる)がいいでしょう。
学費も物価も安いし、教育水準も高い。
はっきり言って、欧米の二、三流大学より良いのではないでしょうか。
そして、日本人の語学能力に対しても、寛大です
(英語もろくに話せず、インドに留学した僕のように)。
そこで、英語、仏語などの公用語に加えて現地語もマスターするのです。
そして、勉強のかたわら、なんとか現地社会、特に経済界に取り入るのです。
この本で言ってきた「商品」の開発を目指して。
それをきっかけに、卒業後も、その地に留まるツテができたらシメタものです。
合い言葉は、「発展途上国の一流大学へ」です。


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