【IT】資本力ではなく技術力で勝負できる それがOSSやRubyの魅力 at BIZPLUS
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1:ノチラ ★
18/02/21 18:39:24.05 CAP_USER.net
─今日お集まりいただいた3社は、松江市でRuby関連のビジネスを精力的にされていると伺っています。それぞれの会社の概要を教えてください。
井上:1997年3月、現在のネットワーク応用通信研究所(NaCl)の前身となる会社を設立しました。 当時松江市にオープンソース・ソフトウェア(OSS)を中心としたITコミュニティがあって、そこに参加しているうちにIT企業を立ち上げようという話になり、やってみようということになったのです。Rubyの開発者である、まつもとゆきひろもOSSの仲間で、当時浜松で仕事をしていましたが、我々の起業に参加しようと、同年8月に松江に引っ越してきて参加し、今も一緒に活動しています。
当初からLinuxやRubyなどOSSの時代が来るという信念を持っていました。それというのも、商用ベースのソフトウェアでは、メーカーの下で仕事をせざるを得ませんが、OSSなら技術さえあれば、お客様に対して隅々まで自社だけでサービスを提供できます。つまり、資本力ではなく、技術力で勝負ができる。そう思ってこれまでやってきました。
現在の業務はRubyなどのOSSを活用した受託開発が多く、たとえば日本医師会と作った「日医標準レセプトソフト」は全国1万6000以上の医療機関で使われています。無料配布のソフトウェアで、サポートで売上をたてています。こういうことができるのもOSSならではで、オープンソースの新たなビジネスモデルができたと思っています。
福光:ワコムアイティは設立25年になり、松江と東京に拠点があります。私自身は16年前に入社し、今3代目の社長を務めています。業務の6割が受託開発で、あとは運用保守やサポートです。開発言語は適材適所で使い分けていますが、特に指定がなければRubyを使うことが多いです。
島根大学との共同研究なども行っており、その成果として、新たな手書きサイン認証技術「Lafcadioサイン認証」などがあります。署名の書き順や速度、タイミングなど動的な情報も併せて照合するため、単純なパスワード認証に比べてより強度の強い認証が可能です。もちろん手書きなので、紛失する恐れもありません。この機能のサーバー側開発はRubyを使っています。
教育事業にも力を入れており、社内はもとより、高校での授業なども手掛けています。松江商業高校で実際にRubyを使ってプログラムを作る授業を担当しており、2017年度はお米屋さんに協力いただいて、高校生が受発注や販売管理システム、ECサイトなどを作成しました。
田窪:パソナテックは、パソナグループの社内ベンチャーで20年ほど前にできた会社です。人材派遣業がメインなのはパソナ本体と同じですが、ITやものづくりの分野に特化しており、派遣だけでなく受託開発も手掛けています。
パソナグループは、「社会の問題点を解決する」という企業理念を掲げており、パソナテックも地方創生をテーマに地方の大学と連携し、IT人材の育成を行っています。そのひとつが島根大学との取り組みで、年間を通してエンジニアがプログラミングの授業を行っています。大学にとっては実践的な教育ができますし、自治体にとっては人材流出を防ぐひとつの方法となります。さらに、地場の企業にとっては優秀な人材の採用につながるので、喜ばれていると自負しています。
この取り組みを進めていたことと、自社としても人材育成の拠点にしようと考えていたこともあり、2017年9月島根県松江市に「島根Lab」を開設しました。私は、そのLab長として赴任しました。
URLリンク(special.nikkeibp.co.jp)


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