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1:ノチラ ★
18/01/14 01:22:23.30 CAP_USER.net
お金には時間価値がある。例えば、今の金利が年率5%だとすると、現在の100万円は1年後には105万円になる。100万円が現在価値で、1年後の105万円は将来価値、5万円は時間価値である。その5%をファイナンス理論では割引率とも言う。
ところが今は低金利の時代。日銀はゼロ金利政策をとっている。ゼロ金利では1年後の理論価値も100万円。「1年後の105万円」のほうが、ファイナンス理論的には合理的な考え方である。ゼロ金利でお金を借りて、1年後の105万円に投資すれば、ほぼノーリスクで5万円が手に入ることになる。こういった資産を積み重ねるのが、資産家の考え方だ。
低金利の時にお金を借りて、高利回り商品や不動産賃貸収入など将来価値が高い商品またはそれに応じたインカムゲインが期待出来る商品に投資すれば、スプレッドが取れることになる。これが、お金に働かせ、資産を積み重ねるという富裕層の代表的な考え方だ。
金融商品の価値や企業価値をはかる場合もファイナンス理論が基本となる。例えば、日経平均先物は日経平均を指定された期日で買う取引である。3月限月の日経平均先物を買うということは、3月のSQで日経平均225銘柄を買うという契約である。
いま日経平均を買うのに対して、その時間的価値すなわち調達金利の日数分が日経平均指数より割高になる。一方、いま日経平均を買えば、3月SQまでに225銘柄のうち1/2月配当企業の配当を受け取れるはずである。
したがって、現在の日経平均に保有期間の金利を乗せ、保有期間の配当見込み額を引いたものが日経平均の理論値となる。日経平均先物は常に、理論価格を中心に動いている。
今の低金利では、日経の理論値は日経平均指数から10円程度高いだけだ。日本企業の大半が配当する3/9月の予想配当は130円くらいになる



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