【EU】先行き不透明なユーロ高 政治リスクも重しに at BIZPLUS
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17/05/25 06:23:35.63 CAP_USER.net
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[ロンドン 23日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 通貨ユーロは23日に対ドルで約半年ぶりの高値を付けるなど、このところ買いを集めている。しかしオプション市場の動きからは、トレーダーがユーロ高に確信を持てないでいる様子がうかがえる。政治関連で予想外のイベントが発生し、経済面の材料が陰に隠れてしまう最近の流れが原因の一つだ。
ユーロ/ドルは一時1.127ドル付近まで上昇し、昨年11月以来の高値を付けた。年初来の上昇率は7%。ユーロ圏経済は改善しているとの受け止め方が広がっており、特に今月初めの仏大統領選でマクロン氏が勝利し、欧州連合(EU)離脱を掲げる極右政党・国民戦線(FN)のルペン党首が敗北してからこうした見方が強まった。
政治的リスクは欧州大陸で縮小する一方、米国では膨らんだ。昨年の米大統領選へのロシアの介入疑惑がドルの重しになっている。投資家はロシア絡みの疑惑を受けて、財政支出や減税を巡るトランプ大統領の公約について、実現の可能性を見直した。
ユーロとドルの明暗の差はオプション市場にもにじみ出ている。ユーロを売ってドルを買う権利には最近まで大きなプレミアムが乗っていた。こうしたプレミアムは解消したが、ドル売りユーロ買いにプレミアムが乗るまでには至っておらず、投資家は心を決めかねているようだ。
ボラティリティが低くオプションが割安になっている状況下でこうした動きが出ているということは、ユーロの先行きが極めて不透明だということを示している。さらに興味深いのは、ユーロは対ポンドでも対ドル同様に見通しがはっきりしないことだ。英国の欧州連合(EU)離脱を巡る交渉は難航が確実で、英経済にとってリスクになり得る。しかしユーロを買ってポンドを売る1カ月物オプションのプレミアムはほぼゼロだ。
こうしたオプションの動きは時勢を物語っているのかもしれない。トレーダーはこの1年間に何度も政治イベントに意表を突かれ、相場上昇に確信が持てない。ユーロがトレーダーから全幅の信頼を得るには高いハードルを越える必要がある。
●背景となるニュース
*ユーロ/ドルは23日に一時1.127ドル付近まで上昇し、昨年11月以来の高値を付けた。対ドルでの年初来の上昇率は7%。ユーロは対ポンドでも0.867ポンドを抜き、約2カ月ぶりの高値を付けた。
Swaha Pattanaik
2017年 5月 24日 12:56 PM JST


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