【政治】麻生氏ナチス発言撤回　東京五輪招致に影響する恐れ　「ルー米財務長官が厳格なユダヤ教徒」と財務省関係者

【政治】麻生氏ナチス発言撤回　東京五輪招致に影響する恐れ　「ルー米財務長官が厳格なユダヤ教徒」と財務省関係者 at WILDPLUS

1:うっしぃφ ★
13/08/02 11:35:46.54
★麻生氏発言撤回　五輪招致影響恐れ幕引き

　麻生太郎副総理兼財務相（７２）は１日、憲法改正に絡んで戦前ドイツのナチス政権を引き合いにした
自身の発言について、「誤解を招く結果となった」として、撤回した。
海外からも批判が噴出、外交問題に発展すれば、麻生氏も携わる２０２０年夏季五輪東京招致にも影響するとみて、
早期の幕引きを図った。麻生氏には過去にも多くの失言がある。
盟友安倍晋三首相の足を引っ張る「オウンゴール」に、野党もここぞとばかりに攻勢を強めている。

　政権発足後から麻生氏に寄せられていた失言への不安が、現実になった。
麻生氏は１日、「喧騒（けんそう）に紛れて、十分な国民的理解や議論がないまま進んだあしき例として、
ナチス政権下のワイマール憲法に係る経緯を挙げた」と説明。憲法改正をめぐる議論の重要性を強調するためとし、
「私の真意と異なり、誤解を招いたことは遺憾」「ナチス政権を例示として挙げたことは、撤回したい」と述べた。

　麻生氏は７月２９日の講演で、「ワイマール憲法は（ナチス政権下で）いつの間にか変わっていた。
誰も気がつかないで変わった。あの手口を学んだらどうかね」などと発言。
「発言全体を見てもらえれば理解を得られる」とも踏んでいた。

　しかし、米国の代表的なユダヤ系団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」が
「どんな『手口』を学ぶ価値があるのか」と、激しく批判。
これが「致命的」（政府関係者）だったようだ。中韓両国も反発、外交問題に発展し始めた。

　麻生氏は財務相としてアベノミクスを推進する立場で、米国との良好な関係は欠かせない。
財務省関係者は、カウンターパートのルー米財務長官が厳格なユダヤ教徒であることも、撤回に至った理由と打ち明ける。
菅義偉官房長官から報告を受けた首相に「撤回は当然だ。早い方がいい」と促され、幕引きを急いだ。

　２０年夏季五輪の東京招致を目指す日本だけに、開催都市が決まる９月の国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）総会を控え、
国際社会を敵に回したくない思惑もにじむ。麻生氏は開催計画の説明会にも出席した、「招致の顔」の１人でもある。

　野党は、格好の攻撃材料が出来たとして麻生氏を徹底追及する方針。議員辞職を求める声まで出ている。

日刊スポーツ　URLﾘﾝｸ(www.nikkansports.com)

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