【政治】「オーナー企業的」橋下氏、女性区長に辛口批評

【政治】「オーナー企業的」橋下氏、女性区長に辛口批評 at WILDPLUS

1:うっしぃφ ★
12/09/05 10:34:12.62

★橋下氏、女性区長に辛口批評「オーナー企業的」

　橋下徹大阪市長の肝いりで全国公募された大阪市の区長たちが、９月で就任１か月を迎えた。

　３日から３日連続で始まった２０１２年度の区政運営を議論する会議では、区政らしい地道な目標が並んだが、
企業誘致策を示して橋下市長から「それは知事、市長の仕事」とたしなめられる区長もいるなど、試行錯誤が続いている。

　公募区長は、海外駐在で着任が１か月遅れた中央、阿倍野両区を除く２２人が８月１日に就任。
今月３日からは各区長が複数に分かれて出席し、今年度の目標とする各区の重点政策を発表、市幹部らが意見を述べた。

　４日の会議で、辛口の批評を受けたのは民間の女性で唯一、選ばれた細井敦子・城東区長。
会社社長らしく、企業誘致策を発表し、目標を「１社」と抑えた。
ただ、橋下市長から「区長の仕事は何かを認識してもらいたい。地域コミュニティーに着目した発想に切り替えて」と練り直しを求められた。

　８月末には、高齢者団体への市の補助金を巡り、「（団体の）お遊びに交付するのは良くない」と
凍結を橋下市長にメールで訴え、逆に「オーナー企業的な振る舞い」と指導された苦い体験もした。

　この会議で対照的だったのは、公募を経て大正区長の続投が決まった筋原章博区長。
沖縄出身者の多い区の特性を生かした地域密着型のイベントを紹介し、
「人を呼び込み、区の人口を増やしたい」と抱負を述べると、橋下市長も「人気が広がると思う」と太鼓判を押した。

　一方、元ＮＨＫ記者で最年少区長の水谷翔太・天王寺区長（２７）は、
９月１日から「いじめ相談区長直通ダイヤル」を開設した。
区内の児童生徒を対象に、専用の携帯電話で、いじめ相談を２４時間受け付ける活動で、
３日から区内の全市立小中学校を順次訪問。直通番号を記したチラシを配布しながら、
「誰に相談していいか分からない人はぜひ電話して」と呼び掛けている。

　「門外漢に対応できるのか」との批判もあるが、水谷区長は「専門家だけでは解決できない。
大人が『いつでも見守っているよ』という雰囲気をつくる機運になれば」と力を込めた。

　経営コンサルタント出身の和田智成・東住吉区長は、区役所の組織改編を行い、未来戦略室を設置した。

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