【コミック】電子書籍で旧作マンガを発掘 入手困難な過去の名作を配信 at WILDPLUS
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1:ベガス(仮)φ ★
12/06/30 20:31:55.27
”電子書籍が担う文化の継承 入手困難な過去の名作、配信”

電子書籍市場で旧作にスポットライトを当てる動きが相次いでいる。紙の本では入手困難な作品を電子書籍で復活したり、
ある年のベストセラーをランキング形式で取り上げ、ユーザーに旧作を紹介したり。新作や人気作が注目されがちな電子書籍だが、
紙の書籍では絶版や品切れになる恐れのある過去の名作を発掘する役割も担っている。(森本昌彦)


◆全巻セットで刊行

手塚治虫、ちばてつや、赤塚不二夫、竹宮恵子、永井豪、松本零士、石ノ森章太郎、水木しげる、横山光輝、里中満智子、
本宮ひろ志の各氏は、漫画ファンなら誰もが知っているビッグネーム。電子書店「eBookJapan」を運営する
イーブックイニシアティブジャパンが、全集刊行を目指している作家たちだ。全作品がすでにそろう手塚治虫さんの場合、
全382巻セット(11万9805円)で販売されている。

長年活躍している漫画家の作品の中には絶版や品切れのため、入手困難なものも多い。同社では平成12年の創業時から
漫画に力を入れており、「紙の書籍で手に入らず、読めない作品があるのはもったいない」と、電子化を進めている。
出版社やプロダクションに作品や原稿が残っていないこともあり、古書店で探したり、インターネットオークションで
落札することもあったという。

そうして集めた中には、紙の単行本に収録されていない作品が含まれている。竹宮恵子さんの場合、
学年誌に連載されていた作品なども電子化されている。

◆企画通じ電子化も

電子書店「BookLive!」を運営するBookLive(ブックライブ)は今年1月から、「あのころのベスト10」と題し、
過去の年間ベストセラーランキングを紹介する特集を始めている。

月ごとの更新で、これまでに取り上げたのは昭和48年、58年、62年、平成16年、18年。48年の1位の『日本沈没』のように、
すでに電子化された作品は「配信中」と紹介されており、電子書籍で購入できる。

「会員の中心が若い読書層なので、古くてもいい作品があることに気づいてほしかった」と同社。電子書籍が新作に偏りがちな中、
昔の作品を若い世代にどう見せるかを考えており、その一つの答えとして始めたという。特集を通じ、電子化されていなかった作品が
電子書籍として配信される例もあった。

電子書店だけでなく、講談社も5月末まで、特設サイトで、復刊を希望する同社作品を募集。リクエスト上位の数作品の電子化を目指している。

出版後に売り切れ、重版がなければ、入手が困難となる紙の書籍と異なり、データとして販売される電子書籍は絶版がない。
電子書店などによる旧作へのアプローチは、そうした電子書籍の特性を生かした「文化の継承」という側面も持っている。

画像
単行本への収録は初めてという竹宮恵子さんの「あしたのK子ちゃん」。『竹宮惠子作品集誰にもやらない』に収録
URLリンク(www.sankeibiz.jp)
「BookLive!」で毎月更新されている「あのころのベスト10」。過去の名作を当時の世相とともに紹介している
URLリンク(www.sankeibiz.jp)

SankeiBiz
URLリンク(www.sankeibiz.jp)
URLリンク(www.sankeibiz.jp)


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