【経済】グローバル化が重要と叫ばれながらも、外国人留学生の採用は少ないのが現実…「日本を広く見て」、経営者よりも響いた学生の提言 at WILDPLUS
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1:もろきみφ ★
12/02/19 08:04:26.34
 関西の政財界人らが一堂に会する恒例の「関西財界セミナー」がこのほど、京都市内で開かれた。今回で50回目を数え、
歴史を重ねてきた財セミも昨今は“マンネリ化”が指摘され、関西の地盤沈下の影響か、開催の意味さえ問う声も少なくない。
そんな中、今回はセミナー史上初となる意外な試みが行われた。

 「ASEAN圏の国家はいつか淘汰(とうた)されると思う。ぜひ、日本を広く見てほしい!」。企業のグローバル競争と人材戦略
について議論を交わした分科会会場に、立命館大大学院国際関係研究科の趙俊秀(ジョ・ジュンス)さんの声が響き渡った。

 関西経済や成長戦略などテーマごとに6つの分科会に分かれて、議論が交わされた財セミ。この分科会では外国人留学生の
採用の実態とその課題について、企業側や大学教授らが意見を繰り広げた。その後、セミナーに初めての参加となった趙さんら
外国人留学生3人と日本の大学生2人が企業の採用についてそれぞれの思いを語った。

 グローバル化が重要と叫ばれながらも、外国人留学生に対する企業の採用数は少ないのが現実。「留学生は母国と関係を
切っている。環境が変わることにアレルギーはない」。韓国から来日して5年という趙さんはこう続けた。

 中国・上海から神戸大経営学研究科に留学している叶承啓(ヨウ・ショウケイ)さんも、流暢(りゅうちょう)な日本語で「優秀な
日本人だけでなく、多国籍の人材を採用することは今の流れ。企業と留学生の間にもっと接点を作ってほしい」と呼びかけた。

 彼らの熱のこもった発言に思わず背筋を伸ばし、食い入るように聞き入る企業トップら。今回参加した学生は、大学教授や
海外の要人らと同様に「招待者」という立場で参加。「企業の人材」がテーマの分科会だったため、就職活動に関する発言が
相次いだが、採用の面接試験に比べて圧倒的に多くの企業人を前にしながらも、学生らは堂々と発言していた。

 立命館大大学院国際関係研究科の太田麻美さんは「経済界を引っ張っている方々を前に、どうなることかと思ったが、
私の話も真剣に聞いてくださって感激した」と振り返り、「若い人が考えていることも分かっていただける機会」として、同じような
取り組みが行われることに期待を寄せた。

 一方、財セミの主催者側も学生の参加に関して好感触だった様子。関西経済連合会の森詳介会長は「企業人にとって反省
すべき鋭い意見だった。学生の参加は新鮮でいい。刺激のある意見交換だ」と述べ、関西経済同友会の大竹伸一代表幹事も
「インターンシップとして積極的に考えてもいいのではないか」と今後の学生参加にも言及した。

 かつては、住友金属工業社長などを務めた日向方斎(ひゅうが・ほうさい)氏が「徴兵制」を提唱するなど、注目を集めた関西
財界セミナー。学生たちの意見に耳を傾けた今回のような取り組みが、最終的に関西の起爆剤につながるのかもしれない。

ソース(MSN産経west)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
写真=関西財界セミナーに参加した大学生たち
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
写真=国立京都国際会館で行われた「関西財界セミナー」
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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