【宇宙】巨星ベテルギウス、迫る大爆発 青く輝く天体ショー at SCIENCEPLUS
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1: ◆EMP2/llDPmnz @透明な湖φ ★
12/01/05 22:39:34.18 BE:922971375-PLT(14645)
 冬の夜空で赤く輝くオリオン座の1等星「ベテルギウス」が注目を集めている。近い将来、星の
最期である「超新星爆発」を起こすとみられているからだ。天空に突然、月ほどの明るさが出現
する希代の「天体ショー」は、いつ始まるのか。地球の間近で起きる歴史的な現象を見逃すまい
と、世界中の天文学者がその瞬間を待っている。(原田成樹)



 ベテルギウスは太陽の20倍の質量を持つ恒星。直径は太陽の1千倍もあり、肉眼でも見える
ほど非常に大きく膨らみ、赤く輝いている。「赤色超巨星」と呼ばれる年老いた星だ。

 恒星は核融合反応で輝いており、燃料の水素が燃え尽きると一生を終える。太陽の8倍以上
の質量の星は、寿命が近づくと赤色超巨星となり、最期は大爆発を起こして突然、輝く「超新星」
になる。

 質量が大きい星ほど明るく輝くので燃料の消費が早く、寿命は短い。太陽は約100億年の寿
命の半分が過ぎたところだが、ベテルギウスの寿命は約1千万年で、いつ爆発してもおかしくな
い終末期にある。

 地球と同じ銀河系にあり、距離は地球から約640光年。1987年に隣の銀河の大マゼラン星
雲で観測された超新星の16万光年と比べると、その近さは際立っている。銀河系の超新星爆発
が観測されれば約400年ぶりの大事件だ。

 こうした背景から近年、ベテルギウスの観測が盛んに行われ、縮小や変形など“異変”の報告
が相次いでいるが、爆発の明確な兆候はとらえられていない。

★ ★ ★

 超新星爆発の直前には、素粒子ニュートリノが放出される。これをキャッチして史上初めて爆発
の「事前検知」を目指すのが、岐阜県飛騨市神岡町にある東京大宇宙線研究所のニュートリノ観
測施設「スーパーカミオカンデ」だ。

 ニュートリノを検出すると、米国にある「超新星早期警報システム」(SNEWS)に直ちに通報。イ
タリアや南極にある観測施設も参加しており、早ければ30分で超新星爆発かどうかを判定し、各
国の天文機関に一斉連絡する段取りだ。

 ニュートリノは星の中心部が燃え尽き、周囲の物質が中心に向かって落下する「重力崩壊」のと
きに放出される。落下の衝撃波が中心から外側へ伝わり、星の表面に届くと大爆発が起きる。ベ
テルギウスは爆発の約33時間前にニュートリノが放出されるという。

 銀河では通常、30〜50年に1度の割合で超新星爆発が起きる。ベテルギウスに限らず、いつ
爆発が起きても不思議ではない。

 昨年末、スーパーカミオカンデを訪れるとセンサーの定期点検中で、観測は止まっていた。実験
代表者の鈴木洋一郎教授(素粒子物理学)は「こうした瞬間も、もしニュートリノが来たらどうしよう
と気が気でない」と打ち明けた。

>>2に続く

ソース:産経ニュース
URLリンク(sankei.jp.msn.com)

★依頼スレ@レススレリンク(scienceplus板:89番)番より


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