【漫画】大和田秀樹「『ガンダム』を創った男たち。」 富野監督、作者の直訴に「好きなようにやりなさい」と頭突きで応える at MOEPLUS
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1:yomiφ ★
14/03/19 13:25:05.60
URLリンク(sankei.jp.msn.com)

日本アニメに変革をもたらした「機動戦士ガンダム」が昭和54年にテレビ放送され、
今年35周年を迎えた。今なお衰えない人気の秘密を探ろうと、総監督の
富野由悠季さん(72)、キャラクターデザイナーの安彦良和さん(66)、
メカニックデザイナーの大河原邦男さん(66)ら“ガンダム生みの親”の創作の原点
に迫る漫画『「ガンダム」を創った男たち。』(KADOKAWA)が刊行された。
漫画家、大和田秀樹さん(44)が漫画で綴る壮絶なエピソードとともに、記者が
3人や声優たちから取材で聞いた創作秘話を4回シリーズで紹介する。
第1回に登場するのは富野総監督。

■ハリウッド映画に?

 今年1月、35周年を飾るにふさわしいビッグニュースが発表された。富野さんが、
ハリウッド大作「アバター」などを手掛けた米特撮スタジオ「レガシー・エフェクツ」と
組んで新作を製作すると記者会見で公表したのだ。

 作品名こそ明かされなかったが、「ガンダムでは?」の憶測も飛び交い、
アニメファンだけでなく映像関係者らも大きな関心を寄せている。ガンダムの名は
日本アニメの枠を超え、世界を魅了し続けている事実を改めて証明した。

 ガンダム以前、アニメ番組のスポンサーの多くが玩具メーカーで「アニメは玩具の
CM」という状況にアニメ製作者は甘んじていた。そんな時代に富野さんは「世界に
通用するアニメでこの常識を変えよう」と挑む。

■玩具売れれば「低視聴率には目を瞑る」

 そこで富野さんは、「宇宙戦艦ヤマト」などの絵コンテを手掛けた気鋭の安彦さんを
キャラクターデザイナーに、「科学忍者隊ガッチャマン」の敵メカをデザインした
大河原さんをメカニックデザイナーに指名する。

 「10年先を行くアニメで大人も夢中にさせる」。富野さんの掲げた目標に安彦さん、
大河原さんは共鳴、“3つの才能”が結集し伝説のアニメは生まれた。当時3人は30代。
その後、富野さんは作家としても活躍、安彦さんは漫画家に、大河原さんはメカニック
デザイナーという職業を確立、それぞれ現役の第一線で活躍している。

 後に再放送が繰り返されるガンダムだが、実は初めて放送された54年には
低視聴率のため、放送打ち切りになっている。何とか打ち切りという最悪の状況を
打開しようと悪戦苦闘する富野さんらの葛藤も漫画の中で赤裸々に描かれる。

 スポンサーから「玩具が売れれば、視聴率には目をつむる」という了解を得て、
富野さんは当初の脚本を大幅に変更、途中から新しい登場メカを次から次へと投入し、
テコ入れをはかるのだ。後に安彦さん、大河原さんに取材した際、2人は「富野さんの
厳しい要求には振り回されましたよ」と苦笑していた。

■映画会社を慌てさせた

 「10年先を行く」。この信念が放送打ち切り後に現実化し始める。アニメ雑誌で、
ガンダムの特集が組まれたり、中高生以上に支持層が広がり、再放送を求める
嘆願書が殺到、全国で人気に火が付き、映画化の話も浮上する。

 ここで富野さんはさらに“大博打”に打って出る。映画会社の承諾無しに「映画は
3部作で製作する」と会見の場で発表したのだ。

 まだ、3部作の公開が決まらない段階で、安彦さんが続編の絵コンテを
描き始めていた事実なども明かされる。まんが祭りなどの子供向け以外のアニメ
映画が、まだ認知されていない時代、富野さんの無謀ともいえる行動に、当然のように
映画会社はあわてる。
>>2へつづく)
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