【熊本】15歳あか牛、15頭の母に 通常の2倍 まだまだ現役 阿蘇市[11/19] at FEMNEWSPLUS
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17/11/19 22:26:31.81 CAP_USER.net
阿蘇市狩尾の畜産業、下村善計[よしかず]さん(73)が飼育する
15歳のあか牛「ことぶき三号」が、15頭目となる子牛を出産した。
繁殖牛の出産は通常、引退する10歳ほどまでの7〜8頭で、
畜産仲間は「信じ難いほどすごい」と驚いている。
牛の妊娠期間は約280日で、分娩[ぶんべん]間隔が短いほど経済効率が上がる。
ことぶき三号は2004年に雌を初産後、11〜12カ月おきに出産。
07年には10カ月と12日後に雌を産んだ。
15日に生まれた15頭目は雄だった。
畜産歴55年で、繁殖牛を30頭飼育する下村さんによると、
出産後の発情がほかの牛より10日ほど早く、大半の種付けは1回で成功。
子宮の状態に影響する背骨の曲がりがなく、
「これほどいい健康状態が長く続く牛は初めて」と下村さん。
同じ地区に住む前県畜産農協組合長の中川利美さん(68)は
「発情の見極めは難しく、繁殖農家の腕の見せどころだけに素晴らしい。
 15歳で15産は珍しい」と話した。
下村さんは
「まだまだ頑張ってくれそう。通常は引退後に肉用に処分するが、
 宝牛だけにこれからも大切に育てたい」と感謝の思いを口にした。
写真:15頭目となる雄の子牛(手前)を産んだ15歳の「ことぶき三号」(奥)と、飼育する下村善計さん
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以下ソース:熊本日日新聞 2017/11/19 15:00
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