【人材】DMMが「最強IT集団」をルワンダで育てる意味 at BIZPLUS
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1:ノチラ ★
17/05/23 19:20:34.52 CAP_USER.net
「向こう5年間でアフリカに100億円投資する」―。亀山敬司・DMM.com会長がそんな構想を掲げて早1年半、同社のアフリカ事業が東アフリカのルワンダ共和国を舞台に動き出している。
DMM.comは4月、ルワンダでソフトウェア開発・運営を行うHEHE LABS(ヘヘ・ラボ)の全株式を取得、商号をDMM.HEHEに変更した。 同時に、ルワンダで公共交通機関向けの電子マネー事業を行う AC GROUP(エーシー・グループ)に出資したことも発表した。
DMMといえば、アダルト動画配信をはじめ、通販、FX、英会話、オンラインゲームなど幅広い事業で年間売上高約2000億円を稼ぐネット企業だ。昨今ではシェアリングサービスやモノづくり支援など、次の成長軸を模索し、投資の範囲を広げている。アフリカ事業もその中の一つだ。
買収会社は現地で注目のベンチャー企業
DMMはなぜヘヘ・ラボの買収に踏み切ったのか。「最終的な目標は、アフリカでナンバーワンのテクノロジー集団を作ること。あらゆるサービスの立ち上げを経験しながら、何でも開発できる素地を身に付けていきたい」。DMM海外事業部のアレックス・カプング部長はこう説明する。
その中核的役割を担うために買収したのがヘヘ・ラボだった。創業者であるクラリス・イリバギザCEOは、米フォーブス誌「アフリカで最も将来性のある30歳以下の起業家30人」にも選出されるなど、ルワンダにおける女性若手起業家のアイコン的存在だ。
ヘヘ・ラボは2010年、イリバギザ氏が大学4年時に参加したハッカソン(ソフトウェア開発のエンジニア、デザイナーらがチームを組み、集中的に作業をするイベント)をきっかけに設立された。現地企業やNGOからの受託開発案件を中心に手掛けてきたが、今後は蓄積してきたノウハウを生かし、一般消費者向けのサービス開発に大きく舵を切っていく。
そのために、今回DMM.HEHEの会長に就任したカプング氏が経営面を、CEOで自身もエンジニアのイリバギザ氏がプロダクト面を統括する形に体制を再構築。現在8人の人員は、1年内に50人、中期的には100人(エンジニア40人、営業20人、残りは現地の事業者向けITコンサル部隊等)程度まで増やすことを構想している。
まず同社が目を付けたのが、EC領域だ。ルワンダでは専門業者が確立していないため、消費者へのラストワンマイルを担う配送網がまだまだ弱い。そこで、米ウーバーのような配車サービスを応用し、首都・キガリを中心として町中に散らばるバイクタクシーを荷物の配送に活用する仕組みを構想する。早ければ今年6月末にも関連サービスを投入するという。
DMMが「ルワンダ」を選んだワケ
DMMがアフリカ最初の拠点にルワンダを選んだのには理由があった。ルワンダは1994年、大統領暗殺事件から大量虐殺に発展した内戦を経験。しかし、国全体が大きく落ち込んだところから、治安や教育水準の向上を徹底し「アフリカの奇跡」と呼ばれるほどの急速な経済発展を遂げた。
その勢いでルワンダが目指すのは、いわば“アフリカのシンガポール”。法人税率を下げるなどさまざまな政策を講じながら、世界のIT企業誘致やスタートアップ育成に邁進しているのだ。
政府の役人の対応の早さ、丁寧さもずば抜けていた。「オフィスビルの手配や駐在員のビザのサポートなど、開発庁から『何か困っていることはない?』とメールが来るほど。ここまで手厚い支援はほかの国では考えられない」(カプング氏)。
URLリンク(toyokeizai.net)


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