【国際】元BBC記者が中国大物報道官を“論破” 南シナ海問題を正当化する論文の間違いを次々に指摘 [05/26] at NEWSPLUS
[2ch|▼Menu]
1:ちゅら猫φ ★
16/05/26 21:15:54.69
★元BBC記者が中国大物報道官を“論破” 南シナ海問題を正当化する論文の間違いを次々に指摘
2016.05.26

【シンガポール=吉村英輝】中国が国際社会で、南シナ海問題での劣勢巻き返しに躍起になっている。
海洋安全保障も議題となる主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)や、オランダ・ハーグの常設仲裁
裁判所が近く下す判断で、逆風が予想されるためだ。ベテラン女性報道官に論文を発表させるなど
攻勢を強めるが、都合良く事実を書き換える体質が、さらなる批判を招いている。

流暢な英語で中国の主張を発信し「ミセス・プロパガンダ」の異名ももつ、全国人民代表大会
(全人代)外事委員会主任、傅瑩(ふ・えい)氏は、米誌ナショナル・インタレスト(電子版)に、
中国南海研究院院長の呉士存博士と、「南シナ海〜この局面にどう至ったか」(5月9日付)を発表した。

同論文は、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)は、2009年までは良好な関係を維持していたと主張。
同年に発足した米オバマ政権が「アジア回帰」政策を掲げ「南シナ海で中国と摩擦を起こし始めた」と、
南シナ海問題で米国の“介入”を非難した。

その上で、「主権を守り文民と防衛の必要に応えるため」、南沙(英語同・スプラトリー)諸島の
実効支配地で13年、埋め立てを始めたと、自己正当化した。

だが、元英BBC放送記者で英国王立国際問題研究所準会員でもあり、「南シナ海」(邦訳・河出書房新社)
の著者、ビル・ヘイトン氏は、同誌で「魅力がなくけんか腰〜中国政府が偽造する南シナ海広報キャンペーン」
(16日付)を掲載、中国の米国への責任転嫁に反論した。

反論では、「アジア回帰」の公表は11年秋で、傅瑩氏が「2年半」さばを読んだと指摘。
ワシントンではオバマ政権以前から、東南アジア諸国が南シナ海での中国の主張に懸念を
深めている事態を問題視していたと“間違い”を正した。

その他にも、傅瑩氏自身が07年から南シナ海問題で強硬姿勢をとっていた証拠などをあげ論破。
09年は、マレーシアとベトナムの問い合わせに応え、南シナ海ほぼ全域で管轄権を主張する根拠の
「九段線」の入った地図を中国が国際社会に初公表した年だとした。

ハイトン氏は、傅瑩氏を「中国を帝国主義による背信の被害者に見せようと、出来事を改竄し、
重要な事実を排除している」と批判。その論文を「パロディー」とし、「中国がすることはすべて
道徳的で正しいため、賛同しない者は全員が間違っている」という態度だと分析している。

URLリンク(www.zakzak.co.jp)


レスを読む
最新レス表示
スレッドの検索
類似スレ一覧
話題のニュース
おまかせリスト
▼オプションを表示
暇つぶし2ch

2896日前に更新/5181 Bytes
担当:undef