【社会】「オバマ氏、長崎にも」二重被爆山口彊さん遺族 海外のテレビ「世界一運が悪い男」 at NEWSPLUS
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1:筑前鐵太郎 ★
16/05/26 11:58:15.77 CAP_USER9.net
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山口彊さんの思い出を語る長女の山崎年子さん(左)と孫の原田小鈴さん。「長崎にも来てくれなければ素直に喜べない」と話す=25日午前、長崎市
 オバマ大統領の広島訪問を複雑な思いで待つ親子が長崎市にいる。広島と長崎で原爆に遭った二重被爆者で、2010年に93歳で亡くなった山口彊(つとむ)さんの長女山崎年子さん(68)と孫の原田小鈴さん(41)。2度の惨禍を知る山口さんは晩年に平和運動に注力し、「核なき世界」を提唱したオバマ氏に共感の手紙を送っていた。年子さんと小鈴さんはオバマ氏の被爆地訪問を「遅すぎる」とし、「原爆を二つ落としたことを忘れず、きちんと長崎にも来てほしい」と訴える。
【写真】二重被爆者で2010年に死去した山口彊さん
 三菱重工業長崎造船所の設計技師だった山口さんは1945年8月6日、広島市に出張中に爆心地から約3キロの地点で被爆。救援列車で長崎市に戻った翌日の9日には、爆心地から約3キロの勤務先で再び被爆し「きのこ雲に追いかけられた」と絶望を感じたという。
 被爆体験を語り始めたのは、05年にがんで次男を亡くしてから。かつては「2度も原爆に遭ったのに元気では、3回、4回落としても大丈夫と思われる」と平和運動への参加を反対していた年子さんも、そばで支え続けた。海外のテレビでは「世界一運が悪い男」と取り上げられたこともあり、原爆の脅威を伝える難しさも実感してきた。
 09年に2度の直接被爆が公式に認められると、山口さんは海外の映画監督や作家にも注目された。オバマ氏が「核なき世界」を説き、ノーベル平和賞を受賞した時期と重なる。オバマ氏を「仲間」と呼び、「残された齢の限り、非核世界平和を大統領と一緒に訴えたい」と手紙にしたためた。
 大統領の広島訪問を巡り謝罪の有無が話題になるが、年子さんは「父から米国を憎む言葉を聞いたことがない」という。戦後の占領下で進駐軍の通訳を務めた経験があり、米国人との交流もあった。「憎しみを乗り越えた何かがあったのだろう」と想像する。
 ただ、今回の訪問を2人は素直には喜べない。小鈴さんは「なぜプラハでの演説の後、すぐ来なかったのか。なぜ広島だけなのか」と不満も口にする。祖父の体験を被爆3世として伝える立場から「被爆者と接し、核がもたらす現実と向き合ってほしい」という。
 怒りの広島、祈りの長崎−。どちらの思いも併せ持っていた山口さんをそばで見てきたからこそ、2人はオバマ氏に伝えたい。「時間がかかってもいい。一人の人間として二つの被爆地を見てほしい」
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