☆ヒグマ総合スレNo.2 ..
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535:名無虫さん
12/11/29 21:33:22.78 .net
クマに遭う二日前、釣り餌を探しに霧里川に行ったとき、盛り土され、何かを埋めた跡を見つけた。
駆除で人が埋めたシカをクマが掘り起こし、貯食のため運んで埋めたに違いなかった。
民家から数百メ−トルしか離れていなかった。三十一日は夜明けとともに山に入った。
埋めた跡の近くにシカの残がいが二つあった。山側の低木の茂みをスコ−プでのぞいたら、
クマがいた。こちらを見ているようだった。距離は140メ−トル。沢を挟んだ高台から、
胸を狙った。弾は腹に当ったらしい。クマは「ギャ−」と声を上げ、
約40メ−トル転がり落ちた。間髪入れずに二発目を射った。
今度は前足の付け根を横に貫通した。もう一発と銃を構えたが、動く気配がない。
5分待ち、銃で警戒しながら近ついた。クマはあお向けに倒れていた。
距離は20メ−トル。頭が見えず、とどめはさせない。さらに10分。
やはり動かないので山を下りようと背を向けた時、気配を感じた。
振り返ると、クマが音を潜め、ものすごい速さではうように、こちらに向っていた。
死んだふりして、こちらが油断するのを待っていたようだ。
足元をすくわれ、弾みで銃を落とした。クマと一緒に7メ−トル下の谷に転がり、
上にのしかかられた。この時ろっ骨を折ったようだが、痛みは感じなかった。
クマのかむ力を弱めるため、とっさに鼻をつかみ、口にはもう一つの腕をかませた。
クマは腕をがりがりやっていたが、力が入らない様子だった。疲れたら腕を替える。
そんな動作を繰り返した。クマの腕は弾で負傷し、つめでやられる心配はなかった。
あごもかまれたが、こちらは鼻をかんでやった。絶対おまえには負けない、という
気持ちだった。そんなせめぎ合いが続いた後、下敷きだった足が自由になった。
下腹部を思いっきりけると、クマがずり落ちた。急いで銃を拾いに行った。


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