ウルトラマンA 24ス ..
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560:ェ、今から半世紀前の1972年6月9日。『ウルトラマンA』第10話「決戦!エース対郷秀樹」でした。もっとも、この時の郷は本物ではなく、ヤプールの手先であるアンチラ星人の化けた偽物です。しかし、このエピソードはシリーズのなかでも特筆するほど重要な話でもありました。それはシリーズで初めて前作との接点が明確になったからです。 ウルトラ作品どうしの「世界観」をつなぎ合わせた  それまでのウルトラシリーズ作品では、前作との接点は皆無に等しく、何となく同じ世界かもしれない……程度のつながりでした。これが『帰ってきたウルトラマン』でウルトラセブンが登場し、その後に初代ウルトラマンも登場、この時に変身前のハヤタとモロボシ・ダンが当時の隊員服姿を見せたことで、ウルトラシリーズの世界観はひとつとなります。  この他にも、セリフからバルタン星人やゼットン、初代ウルトラマンという言葉が出て、世界観が同一になったことが確定しました。そして、書籍だけだったウルトラ兄弟の設定が本編にも導入され、以降のウルトラシリーズは基本的に地続きとなります。ここに最近は「マルチバース」という概念が加わり、ウルトラシリーズは並行世界の地球も加えたひとつの世界観を共有しました。  話を戻しましょう。『ウルトラマンA』10話で登場した偽物の郷の登場でTAC以前にMATが存在していたことがセリフからわかります。つまり本当にMATは解散したのでしょう。  さらに特筆するべき点は、『帰ってきたウルトラマン』でレギュラーだった次郎と村野ルミ子が出演したことです。これにより『帰ってきた』と『A』が同じ世界観にあったことを決定的になりました。ちなみに近年のマルチバースな世界観では珍しくありませんが、前作の非戦闘キャラの登場は初めてであり異例です。以降もあまり例がありません。  また郷は偽物でしたが、演じる団さんは本物。その後、『ウルトラマンタロウ』第52話「ウルトラの命を盗め!」、『ウルトラマンレオ』第34話「ウルトラ兄弟永遠の誓い」でも単独出演していることから、第2期ウルトラシリーズ皆勤賞となっています。さらに団さんの役者としてのシリーズ連続出演の4回は、『ウルトラQ』から『A』まで連続5回出演の小林昭二さんに続く記録でした。




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