【IT】Adobeが「利用 ..
1:デビルゾア ★
24/06/07 23:30:27.29 ABfbjNFN9.net
画像編集ツールのPhotoshopや動画編集ツールのPremiere Proなどを提供するAdobeが、Adobe Creative Cloudの利用規約を「ユーザーが作成しているプロジェクトにAdobeが自由にアクセスできるように」改定しました。
Adobe's terms changes may be a big AI overstep
URLリンク(appleinsider.com)
企業は定期的に自社製品の利用規約を変更します。通常、これは新機能を有効にするためや、規制などに対処するためのものです。多くの場合、ユーザーは利用規約を隅々まで読まずに同意しますが、Adobe Creative Cloudを利用するクリエイターの場合は新しい利用規約をしっかり読み込むことをテクノロジーメディアのAppleInsiderは推奨しています。
Adobe Creative Cloudを開くとポップアップ通知が表示され、Adobeはユーザーに対して新しい利用規約に同意するよう求めてきます。具体的には、Adobeは利用規約において4つの項目を更新しています。
(中略)
「2.2アドビによるお客様の本コンテンツへのアクセス」では、「コンテンツのレビュー目的などで、自動および手動の両方でユーザーコンテンツにアクセス・表示・視聴する可能性があります。ただし、方法は限定されており、法律で許可されている場合に限られます」と明記されるようになりました。これはAdobeがCSAM(児童性的虐待コンテンツ)や同種の不快なコンテンツに対抗するためのものです。
なお、Adobe Creative Cloudの新しい利用規約に同意することを求めるウィンドウに同意しない場合、ユーザーはAdobeのツールやサービスを利用できなくなります。
さらに、「4.1コンテンツ」にも変更が加えられており、クラウドに保存されているものはすべて監視の対象となり、アプリケーションで使用されているローカルに保存されたファイルも、監視の対象となる可能性が示唆されています。
そして、変更が加えられているわけではないものの「4.2お客様の本コンテンツに対するライセンス」の項目には、「コンテンツの使用、複製、公開、配布、変更、二次的著作物の作成、公開、および翻訳を行うための非独占的、世界的、ロイヤリティフリー、サブライセンス可能なライセンスを許諾するものとします。例えば、当社は、他のユーザーとの写真の共有など、本サービスおよび本ソフトウェアで意図された動作を実現するために、本コンテンツに対する当社の権利をサービスプロバイダーや他のユーザーにサブライセンスすることがあります」と記されています。この項目で、Adobeはサービスプロバイダーにコンテンツをサブライセンスすることがあるという事例を挙げていますが、これはソーシャルネットワークなどの利用規約でみられる内容と同様のものだそうです。
これらの新しい利用規約により、クリエイターはNDAに違反してしまう可能性があるとAppleInsiderは指摘。また、Adobeが提供するFireflyなどのAIツールをトレーニングするために、ユーザーが作成しているコンテンツが利用される可能性もあるとAppleInsiderは主張しています。
既に一部のクリエイターがAdobeの新しい利用規約に危機感を示しており、DCやNIKEなどの世界的なブランドと仕事をしてきたデザイナーのWetterschneiderさんは、「あなたが専門家で、顧客とNDAを結んでいる場合、クリエイティブな仕事に携わっている場合、弁護士や医師などの独自のファイルを扱う場合、Adobeをキャンセルしてすべてのアプリとプログラムを削除すべきタイミングが来ています。Adobeは信頼できません」と述べ、Adobeがユーザーコンテンツに自由にアクセス可能になるという項目を批判しました。
(全文および画像はこちら)
URLリンク(gigazine.net)
Adobeの規約改定めぐり「利用者のコンテンツにアクセスされる可能性」時を経て再び物議
URLリンク(news.yahoo.co.jp)
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