バス運転手体調急変、乗客が代わりに緊急停車 「異常時対応システム」東北で導入進む [七波羅探題★] at NEWSPLUS
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1:七波羅探題 ★
22/12/20 20:12:24.23 0zH4K4WQ9.net
バスの運転手が急病などで正常な運転が困難になったとき、異常に気付いた乗客が車両を停止させる「ドライバー異常時対応システム」の導入が、東北でも徐々に進んでいる。運転手が意識を失った際などに、大事故の危険を抑えられる期待のシステム。ただ導入はまだ一部で、さらなる普及と乗客側の認知度アップが課題だ。(報道部・池田旭)

普及加速と周知が課題
 システムは基本的に人がボタンを押してバスを止める。ボタンは運転手が自ら手を伸ばせるハンドル付近と、異常に気付いた乗客が押せる座席最前列に設置されているのが一般的だ。

 運転手の姿勢やまばたきなどを監視し、異常を自動検知する方式もある。

 システムが作動するとバスは自動で減速して停止するほか、道路脇に寄る機能もある。高速バスの場合、速度が出ているため、システム作動の有無が人命を左右しかねない。

 仙台と山形県内各所を結ぶ高速バスなどを運行する山交バス(山形市)は2019年度からボタン式のシステムが付いた車両を導入し、現在は31台所有する。結城敦総務部長は「運転手の体調に問題がなく、ボタンが使われるような事態が起きないことが理想だが、乗客の命を預かっているだけに、万が一に備えて導入した」と説明する。

 宮城交通(仙台市)は毎年10台前後バスを更新する際、システムが標準装備の新車を購入している。だが、所有する325台のうち、システム搭載車は45台と13・8%にとどまる。安全管理部の小俣智信運行課長は「システムは後付けで設置できない。全車搭載を目指しているが、長い年月を要しそうだ」と明かす。

 システムが乗客に知られていないのではないかと不安を抱くバス会社もある。秋田中央交通(秋田市)は19年にシステムを一部導入したが、ボタンが押されたことは幸い一度もない。

 非常事態がなかったことは喜ぶべきことだが、旭谷明・取締役営業本部長は「何のボタンか、そもそも知られていないかもしれない。いたずらや間違いで押されれば運行に支障を来すので、ボタンの役割をどう周知するか検討が必要だ」と話す。

 国は16年、バス運転手の体調の急変に伴う事故増加を受け、ドライバー異常時対応システムの技術的用件を定めたガイドラインを策定。バスなどへの導入を求めたが義務化はしていない。

 東北運輸局によると、運転手の健康に起因する事故は21年、全国で125件(うち東北は8件)発生。今年8月には名古屋市で高速バスが不安定な走行後に横転・炎上し、2人が死亡、7人が負傷する事故があった。

 運輸局自動車技術安全部の泉幸一・保安・環境調整官は「システムの存在と目的が知れ渡らないと、宝の持ち腐れになる。車内へのポスター掲示やアナウンスなどで利用者に周知し、事故への備えを呼びかけたい」と話した。

河北新報2022年12月20日 6:00
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