細田氏と旧統一教会 これで議長務まるのか(中國新聞) [蚤の市★] at NEWSPLUS
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 島根1区選出の細田博之衆院議長がおととい、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との接点を初めて認め、公表した。

 7月の安倍晋三元首相銃撃事件以降、旧統一教会との深い関わりを取り沙汰されながら沈黙を続けていた。野党の攻勢が一段と強まる中、3日に召集が迫る臨時国会の運営に支障を来しかねないと判断したのだろう。

 ところが出てきたのは紙1枚。これまで報道されたことの追認ばかりで、自身の行動についての反省や旧統一教会との関係を断つ意思も示さなかった。遅い上に中身がない。改めて自分の言葉で説明するべきだ。それができないのであれば議長の職責は到底果たせず、「三権の長」の権威を揺るがす。

 細田氏は関連団体のイベントであいさつする動画の存在が明らかになるなど、複数の接点が指摘されていた。とりわけ関係が深いとされる自民党最大派閥・安倍派の元会長であり、国政選挙では旧統一教会の票を差配していたとも言われている。

 昨年11月の議長就任を機に自民党会派を離脱していた。このため自民党は接点調査の対象外としていたが、与党からも臨時国会を前にけじめを求める声が上がっていた。事態の沈静化を図ろうと公表したのが、題名のないA4判の紙。肩書は「衆院議員細田博之」としている。

 旧統一教会の関与が指摘される議員連盟の役員を務め、関連団体の会合に4回出席したと明かしたが、具体的な説明はなかった。選挙支援についても「地元の関係団体が私を支持するとの意向があったことは事実だ」としながら、どんな内容か記さなかった。「今後、社会的に問題があると指摘される団体とは関係を持たないよう、適切に対応したい」の記述では関係を断ち切る決意が判然としない。

 野党は「疑念が深まった」と反発している。臨時国会で徹底解明が必要だ。細田氏はきのう旧統一教会との関係を報道陣に問われ、「調査中」と述べた。まだ隠していることがあるのではと疑われても仕方あるまい。

 細田氏は「1票の格差」を是正する衆院小選挙区の「10増10減」案に否定的な発言を繰り返した。女性記者へのセクハラ疑惑も週刊誌で報じられた。いずれも十分な説明をしていない。

 与野党双方からの厳しい反応を受け、細田氏は補充説明をする意向を固めた。今度こそ国会や記者会見で質問を受け、説明を尽くさなければなるまい。

 党会派を離脱中とはいえ、自民党にも責任があるのは当然だ。本人による説明の場を設けるよう求めるべきだ。

 その自民党の調査では点検漏れが相次ぐ。木原誠二官房副長官や山際大志郎経済再生担当相が旧統一教会や関連団体の会合に出席していたことが次々と判明。安倍氏の国葬は旧統一教会との関係を不問に付して実施された。岸田文雄首相は「関係を断つ」と言うが、前提となる調査がその体をなしていない。

 旧統一教会との関係はどれだけ広く深いのだろう。政策や教団の名称変更に影響を与えていないのか。政治家が広告塔になったのではないか。国民の疑問は膨らむばかりだ。

 全容解明に向け、国政調査権を有する国会が調査を尽くさなければなるまい。第三者機関に委ねるのも選択肢になろう。

中國新聞 2022/10/01 07:00
URLリンク(www.chugoku-np.co.jp)


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