【富山】井波彫刻師 育成ピンチ 南砺の木彫刻訓練校 来年度から休校 [菊姫いりぐち★] at NEWSPLUS
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1:菊姫いりぐち ★
22/07/07 05:59:42 kDDGY4Ck9.net
親方収入減 生徒受け入れ困難
組合、一般向け教室で募集検討

 井波彫刻師を育てる富山県南砺市の井波木彫刻工芸高等職業訓練校が、来年度から休校する。なり手不足に加え、背景には生徒を弟子として受け入れる親方職人の収入減が影響。弟子との関係性に悩む親方も増え、花嶋弘一理事長(61)は「業界内のしわ寄せがすべて訓練校にいった」。南砺市が誇る国の伝統工芸は今、正念場を迎えている。
 木彫刻を学ぶ国内唯一の訓練校として昭和二十二年に開校。生徒は五年間、親方に弟子入りした上で週一回、写生や彫塑などの実技を学ぶ。

 ピーク時は八十人が在籍したが、入学者が激減し、現在は三人。五月二十五日の井波彫刻協同組合の総会で、生徒数に対する費用がかさむことなどを理由に休校が承認された。
 休校の背景には彫刻師の収入減が影響している。かつては主要製品の欄間で生計を立てていたが、住宅の建築様式の変化などで注文が減り、現在は「ほぼ皆無」(花嶋理事長)。天神様の像や仏像で収入を得る人もいるが、多くの組合員は不安定という。

 組合によると、訓練校では「弟子に最低賃金を払える親方が減っている」ことなどを理由に数年前から休校を検討。入学希望の問い合わせは年間五~十件と一定数あるが、昨年度からは生徒を新たに受け入れられなかった。
 
 再開のめどが立つまで、当面は親方が個別で弟子を取って育てる方針。組合は今後、訓練校に代わって一般向けの彫刻教室を開き、関心のある人を募ることを検討している。
 彫刻師の収入増の手段として、全国各地の文化財修復に期待をかける。名古屋城本丸御殿復元に伴う欄間制作を組合が手掛けたことで、全国の文化財関係者から、門や屋台の修復などの依頼が増えた。花嶋理事長は「木を彫る仕事なら何でもできる。組合員九十九人の技術屋集団として全国的な知名度を上げれば、必ず彫刻の仕事につながるはずだ」と語った。
(一部略 リンク先参照)
URLリンク(www.chunichi.co.jp)


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