「画像２枚で７０万」新型コロナ給付金詐欺　犯行に誘われて断った女性が証言 [powder snow★]

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22/05/27 02:24:30 39zFrmmx9.net
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新型コロナの影響で売り上げが減った個人事業者を装い、持続化給付金をだまし取った疑いで、これまでに３人が逮捕・起訴されている事件の続報です。

２０２０年、この犯行に誘われたと話す女性が当時の勧誘の様子について、ＫＴＳの取材に答えました。

新型コロナ給付金詐欺を持ち掛けられた女性
「『給付金をもらえるから、もらわないか』と連絡がきた。そもそも、もらうお金じゃないし、『自分はいい』と断った。」

この事件は、新型コロナの影響で売り上げが減った個人事業者を装って、国の持続化給付金をだまし取った疑いで、東京都の会社役員・山崎裕之容疑者が逮捕され、鹿児島県姶良市の渡辺大起被告、弟の渡辺悠人被告が起訴されているものです。

警察は事件の構図について、主犯格とみられる山崎容疑者の指示のもと、渡辺大起被告、弟の悠人被告が協力者を募って虚偽の確定申告を行わせ、その情報をもとに別の関係者が中小企業庁に給付金を申請。

振り込まれた現金１００万円はその都度、渡辺被告らや山崎容疑者に流れていたとみています。

ＫＴＳは、犯行に誘われたという渡辺大起被告の知人女性に話を聞くことができました。

新型コロナ給付金詐欺を持ち掛けられた女性
「友達づたいで大起（被告）から連絡がきて、『給付金をもらえるから、もらわないか』と。『免許証とマイナンバーカードの写真だけＬＩＮＥでくれれば、６０万か７０万円もらえる。弁護士がついているから大丈夫。』」

勧誘はＬＩＮＥのメッセージを通じて送られてきたといいます。

『免許証とマイナンバーカードの画像を送るだけで給付金１００万円が下りるので、７０万円を協力者がもらい、残りの３０万円を渡辺被告や弁護士に渡す』というものでした。

この女性は個人事業者ではなく、持続化給付金をもらう資格がないにも関わらず、写真２枚で大金がもらえるという話に疑問を抱きました。

新型コロナ給付金詐欺を持ち掛けられた女性
「そもそも会社員はもらえるお金じゃないし、違うなと。『自分はいい』と、すぐ断って。他にお金に困っている人はいないか、もらいそうな人はいないかと聞いてきたので、『周りにはいない』と答えた。（大起被告が）逮捕されたのを聞いて、『あ、やっぱり』と。捕まって良かった。」

警察は一連の詐欺事件について、鹿児島県内だけで４０件以上、被害総額は約４０００万円に上るとみていて、ほかに共犯者がいないかや、余罪についてもさらに捜査を進めています。

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