【新潮】「名古屋アベック殺人」主犯少年のいま、無期懲役の身に置かれて [愛の戦士★] at NEWSPLUS
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21/05/11 13:35:15.99 TFF32WST9.net
デイリー新潮 5/11(火) 5:56
 今国会での成立を目指し、審議中の少年法の改正案。来年4月の成人年齢引き下げに合わせ、18歳と19歳を「特定少年」と位置付けている。翻って1988年、日本犯罪史に残る凶悪事件を引き起こした当時19歳の「元少年」は、いま何を思うのか? 約30年、獄中での生活を続けている彼に、話を聞いた。
(「新潮45」2016年9月号より再掲)
目と鼻の先にある「獄中」と「娑婆」
 2016年7月、JR岡山駅からタクシーで25分ほどの郊外にある岡山刑務所(岡山市北区牟佐)。正門脇の小部屋で手続きを済ませ、待合室のベンチで30分ほど待っていると、一番奥の面会室に入るよう指示された。その3畳ほどの小部屋は、中央で厚い透明のアクリル板によって仕切られていた。目と鼻の先にある「獄中」と「娑婆」は、互いに決して行き交うことのできない仕組みだ。「娑婆」側のパイプ椅子に腰掛けていると、「獄中」側のドアが開き、刑務官に促されるように、薄緑の作業服を着た男が入ってきた。ここで会うのは、約3年ぶりだ。
「お久しぶりです。お元気ですか」
 帽子を取って椅子に座ると、男はアクリル板に顔を近づけて、笑みを浮かべた。男の名前は中川政和(仮名)。1988年2月、世間を震撼させた「名古屋アベック殺人事件」(後述)の主犯格として無期懲役が確定し、ここ岡山刑務所での服役生活は20年になろうとしている。
 法務省は、全国にある刑務所を犯罪傾向や刑期によって、いくつかの種類に分けている。主に初犯の受刑者を対象にした「A級」や、暴力団などに属していたり過去にも入所歴があるなど、犯罪傾向の進んでいる受刑者を対象にした「B級」、精神に障害のある受刑者が入る「M級」、外国人を受け入れる「F級」などがある。そうした中でも、無期懲役囚が入所するのは「LA級」「LB級」の刑務所だ。Lは「ロング」の頭文字で、文字通り刑期が長いことを意味している。
 その中で岡山刑務所は、「懲役8年以上で犯罪傾向の進んでいない受刑者」が入所する「LA級」の施設と分類される。岡山刑務所の受刑者数は585人(2015年末現在)。その約3分の1にあたる200人ほどが無期懲役囚で、中川もその一人だ。無期懲役とはいえ仮釈放の可能性があり、受刑者たちがその日を心待ちにしていることは想像に難くない。だが、実際の運用を見ると、無期懲役囚が再び娑婆の地を踏むのは極めて難しい状況になっている。
 近況を語る中川の言葉からも、そうした「終身刑化する無期懲役」の実態が浮かび上がってくる。
「無期懲役」と「終身刑」
 話を進めていく前に、あらかじめ知っておきたいポイントが2つある。
「無期懲役」と「終身刑」は混同して語られることが少なくないが、制度としては大きく異なっている。「無期懲役」は、「懲役5年」といったような刑期の定まった懲役刑ではなく、刑期の終わりのない刑罰を意味する。言葉のままとらえれば、受刑者が死亡するまで刑を科すことになるが、決して社会復帰の望みが絶たれているわけではない。刑法28条にはこう記されているからだ。
「懲役又は禁錮に処せられた者に改悛の状があるときは、有期刑についてはその刑期の三分の一を、無期刑については十年を経過した後、行政官庁の処分によって仮に釈放することができる」
 決定条件や基準などは「仮釈放、仮出場及び仮退院並びに保護観察等に関する規則」で別途定められているが、刑法上では10年を過ぎれば、仮釈放の「有資格者」となる。
 これに対し、終身刑はこうした仮釈放の可能性を認めていない。無期懲役と区別するために、終身刑を「絶対的無期懲役」と表現することもある。終身刑は欧米などには導入されているものの、日本にはない制度だ。
 もう一つのポイントは、無期懲役囚は実際には何年ほどで仮釈放されているか、という点だ。刑法の条文にあるように、10年が経過すれば釈放されるのだろうか。
 弁護士など専門家の中にも「無期懲役といっても、15年ほどで仮釈放される」ということを語る人がいる。だが、現状から照らし合わせると決して事実ではない。
※続きはリンク先で
URLリンク(news.yahoo.co.jp)


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