「自宅で死を待つだけ ..
[2ch|▼Menu]
13:ニューノーマルの名無しさん
21/05/03 13:35:26.72 0zGklBHx0.net
俺が古文の時間に源氏物語にいつまで待っても義経も弁慶も出てこねえンで
退屈しのぎに書いた鑑真VSガンジーをふと思い出した。勢いで聖徳太子も出そう!
誰が主人公かそもそもわかんねえ!つうか読者に委ね…てか読者って誰よ!!??
で、法隆寺拳法というのを考えて時代考証も何も考えず、とにかくタイムスリップ
しまくりでってことで何でもありで。一応主人公は聖徳太子で十七条拳法の使い手。
ラスボスは唐招提寺拳法を使う盲目の中国人拳聖の鑑真。さらに!実はその正体は…
ラスト手前の最高潮は、炎上する法隆寺を背景に不気味に凍った笑顔を浮かべる鑑真。
聖徳太子の駆使する十七条拳法のうち十六条まではすでに破られ、残る禁断の秘技を
使うべき命を賭けた最後の瞬間を探る瀕死の聖徳太子。
だが鑑真の大技が、関節技がついに太子の全身にキマっちまう!
「ほれ?どうだい?ガンジン固めさ!」ゆっさゆっさと揺らして太子の関節はきしむ。
「見せかけだけの技も多いがこいつだけは別モンだ!」どっかの格闘技漫画で見たような
セリフで鑑真はさらに揺らす。
「別名で、クラーケンホールド!イカ固めさ!イカくせえぜワッショイ!」
太子は意識も朦朧で「ぬうう!まん、まんじ…ガンジー…ガンジン固め!オクトパスホ…」
鑑真「おっと!そいつは別の世界のもんだ!著作権には慎重にかつ敬意を持つんだよ俺は!」
太子はついに全身の関節を外してその技からの脱出をはかるしかなかった。
「暴力はいいぞ・・太子いや厩戸」とニタリと冷たい笑みを浮かべる鑑真に、太子こと
廐戸皇子の最後の命の炎を燃やした最強最大にしてラスト?!という凄絶な拳を!
気配を察した鑑真は「ほう?来るのかい?命を賭けて?」余裕でなんと尻を向けた。
「ほら、遠慮しないで入れてみろよ?ご自慢の突きを!男は度胸!何でも試してみるのさ!
きっといい気持ちだぜ?」どっかで見たホモ漫画のセリフまでパクる余裕。
「アッー!」裂帛の気合とともに太子の最後の拳が突き出される!
だが鑑真は、魂の全てを燃やす太子の拳や突きや蹴りを全身に浴びても揺るぎもしない。
いや?攻撃を受ける際に微妙に空間が揺らいでッ!?圧を全て別の時空に逃しているッ??
「!これは!非暴力不服従拳法!!」太子が叫ぶ
ここまで書いて先生に見つかって絶筆 職員室ですげえ気まずい時間を共有ッ!!
「なんで鑑真なんだ?」
「いえ…あの…これからその正体が実はガンジーだったってことで…」
「外見が違わすぎないか?」
「聖徳太子なんでまだ外国の知識が少なくて…その…」
「で、鑑真は、本物のほうの鑑真はどうなってるんだ?」
「…まだ日本に来る途中で海難で苦労しててて」
斜め向かいのちょい離れた席の物理の先生が哀れそうに、いや汚いものを見る目つきで
俺を見る。化学のお婆ちゃんの先生は超越者として黙々と採点してる。
「鑑真とガンジーは表題のように敵対するのか?本物の鑑真は聖徳太子の側につく?」
「いえ。。まだ決めてなくて…ガンジーが非暴力に絶望して暴力に目覚めた展開ではあるけど」
「ガンジーがやはり非暴力不服従を捨てきれずに改心する?で鑑真が悪にめざめちゃう?」
「その路線もありかなと…盲目になって技を極めて…」
南国ののんきな県立高校の昼下がりであった


次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
スレッドの検索
類似スレ一覧
話題のニュース
おまかせリスト
▼オプションを表示
暇つぶし2ch

1236日前に更新/262 KB
担当:undef