ワクチンを打てる人の確保が急務 広がる潜在看護師への講習会 [蚤の市★] at NEWSPLUS
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21/03/07 18:32:36.40 qapm1dRm9.net
 新型コロナウイルスのワクチン接種が4月12日から、高齢者にも実施される見通しとなった。過去に例のない大規模かつ短期間の予防接種となるため、医療従事者の確保が大きな課題となっている。大阪府内でも、資格を持ちながら就業していない「潜在看護師」向けの講習会開催のほか、医療従事者を効率的に配置するオンラインシステムの開発など、各地で準備が加速している。
 「今から注射します」。医療用ガウンやフェースシールドを身につけた女性は、患者役の女性に優しく語りかけると、腕に取り付けた筋肉注射専用の実習器具に注射針を垂直に刺した。3月1日に開かれた大阪府看護協会の講習会には、約60人の潜在看護師らが参加し、ワクチンに見立てた水を生理食塩水で希釈して注射したり、想定される副反応を学んだりした。子育てなどで13年間のブランクがあるという森屋智恵さんは「何か手伝いたいと思い参加した。不安だったが、自信を取り戻せた」と手応えを語った。
 同協会によると、講習会にはすでに350人以上の応募があり、4月までほぼ毎日開催する。受講後は府内の自治体に派遣する予定で、高橋弘枝会長は「現場を離れていても、少し練習すれば問題ない。たくさんの看護師が社会に貢献できる環境を作りたい」と話す。
担い手確保にオンラインシステム
 ワクチン接種の実施主体となる各自治体では、さまざまな方法が検討されている。大阪府北部の吹田市は「集団接種」方式を採用する方針だ。短時間で多くの人に接種できる半面、多数の医療従事者の確保が課題。市によると、1会場で最大約100人の医療従事者が必要で、日曜などは6会場での実施を想定する。吹田市医師会の担当者は「電話で一人一人確保していては時間が足りない」。そこで市は、医師や看護師が協力可能な日を選べるオンラインシステムの開発に着手し、効率的な要員配置で乗り切る考えだ。同市医師会の川西克幸会長は「自分で日程を決められれば協力しやすい」と話す。
 一方、吹田市の西隣にある同府豊中市は「個別接種」で臨む。2009年の新型インフルエンザで培った個別接種の経験を生かすことができ、開業医の協力も得られる見通しも立ったことから判断した。豊中市医師会によると、20年末に市内約370カ所の診療所などに行ったアンケートでは、約200カ所から協力の意向を確認。介護施設などの巡回接種に前向きな診療所も多いといい、豊中市医師会の飯尾雅彦会長は「市や保健所と早くから緊密に連携し、信頼関係があった」と語る。
 元埼玉県職員で地域医療に詳しい城西大の伊関友伸(ともとし)教授(行政学)は「地域や自治体によって医療体制や医療人材の状況は異なり、それぞれに合った接種方法を模索するしかない。どれだけの知恵を出せるのか、自治体の力が問われている」と話している。【近藤諭】
毎日新聞 2021/3/7 18:22(最終更新 3/7 18:22) 1168文字
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