【研究】ニホンウナギ「高さ46メートルの滝」を登れる!成長のためにダムを突破する可能性も 稚魚で壁がデコボコと苔の魚道なら [納豆パスタ★] at NEWSPLUS
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20/07/11 21:39:57.58 xgDMXKCd9.net
ニホンウナギは「高さ46メートルの滝」を登れることが判明! 成長のためにダムを突破する可能性も 幼魚で壁がデコボコと苔なら
ナゾロジー ANIMALS_PLANTS2020/07/10
URLリンク(nazology.net)
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夜間に垂直の壁を昇るウナギの稚魚/Credit: 九州大学
東アジアに広く分布する「ニホンウナギ」は、海で生まれ川で成長する回遊魚です。
5?6センチほどの稚魚が海から川に移動し、河川内で10数年かけて約1メートルまで成長します。
ところが、70年代からその数が減少しており、2013年には環境省のレッドリストにて絶滅危惧指定されました。
その主な原因は、ダムや堰の建設です。
巨大なダムや堰がウナギの遡上を阻むことで、成長場所として重要な河川への移動が困難になっています。
ところが今回、ニホンウナギが、鹿児島県・網掛川にある高さ46メートルの龍門滝を登って上流まで移動していたことが、
九州大学の研究により明らかになりました。
●全高46mの滝を「うなぎのぼり」!
ニホンウナギは、エラの他に皮膚呼吸ができるため、体と周囲が湿ってさえいれば陸上でも移動可能と言われています。
しかし、ダムや滝が高くなるほど、遡上の成功率は低下することが分かっていました。
今回の龍門滝は、高さ46メートル、幅43メートルに達し、ニホンウナギが登れる高さではありません。
ところが、網掛川の各ポイントでニホンウナギの生息数を調べたところ、比較的頻繁に龍門滝を突破していることが判明したのです。
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網掛川中流にある「龍門滝」/Credit: 九州大学
また、龍門滝上流にいるウナギを調べてみると、小さな稚魚から大きな成魚まで幅広く見られました。
ニホンウナギは、サイズが大きくなるほど移動活性が落ち、ひとところに留まるようになります。
そのため、龍門滝を遡上するのは、若齢のウナギに限られるようです。
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ニホンウナギの分布図/Credit: 九州大学
さらにウナギの遡上には、ダムや滝の高さだけでなく、壁面の状態が大いに関係していました。
龍門滝の壁面は、ほぼ垂直であるものの、デコボコした亀裂や湿り気のおかげでコケが繁茂しており、
ウナギが昇りやすい条件を満たしていたのです。
このことからウナギは、ダムや堰が高くても壁面に起伏と湿り気があれば遡上可能で、
逆に、低くても壁面が乾いて凹凸がなければ登れないものと思われます。
研究チームは「この結果を応用して、ウナギの遡上に適した魚道を設置することで、
上流への移動を促し、種の減少を止めることができる」と述べました。
今後は遡上の成功率やルート、所要時間などを詳しく調べることで、魚道に必要な条件を解明していく予定です。
研究の詳細は、7月7日付けで「Ichthyological Research」に掲載されました。
Japanese eels, Anguilla japonica, can surmount a 46-m-high natural waterfall of the Amikake River system of Kyushu Island, Japan
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reference: 九州大学 / written by くらのすけ


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