【毎日新聞】環境に優しいギンザケ養殖、輸出視野に国内初の国際認証取得 宮城・女川 [爆笑ゴリラ★] at NEWSPLUS
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毎日新聞
環境に優しいギンザケ養殖、輸出視野に国内初の国際認証取得 宮城・女川
ASC認証を取得したギンザケを手に取る買い物客=仙台市青葉区のイオン仙台店で2020年7月3日午後5時22分、藤田花撮影
 宮城県女川町の水産会社「マルキン」が、環境に配慮した養殖に与えられる国際認証「ASC」を国内で初めてギンザケの養殖で取得した。認証の取得で輸出に弾みをつけ、海外産のサーモンやギンザケに押され気味の国内市場でも、県産ギンザケへの評価を高めようと奮闘している。【深津誠、藤田花】
 「責任ある養殖、持続可能な漁業」。6月26日、仙台市のスーパー「イオン」の店頭に並んだギンザケの切り身の前には、大きな青い看板が掲げられた。ASC認証の水産物の取り扱いをいち早く進めるイオンが、国内初の認証を得たマルキンのギンザケを90店舗で売り始めた。7月に来店した同市太白区の佐藤幸子さん(60)は、「認証は知らなかったが、環境に役立つなら、娘や孫と食べてみたい」と言い、パックを手に取った。
 国内では水産物の環境問題は認知度が低いが、欧米ではスーパーなどの量販店が取り扱う商品の判断に、ASCなどの国際認証の有無が重要なケースが多い。ASCの取得には、エサの魚粉や魚油の原料が、乱獲などで水産資源に影響のある漁業によるものではないことや、いけすの周囲の海洋汚染が発生しないよう、酸素量や水温の定期的なモニタリングなどが求められる。
 「世界では漁獲資源が減り、日本の乱獲も指摘されている。漁業を環境に優しくしないと海外に売れない」。マルキンの鈴木真悟常務(32)はシンガポールやマレーシアへの視察でそう実感し、2017年、輸出のため認証を得る作業を始めた。身質に自信はあるが、国内ではノルウェー産サーモンの評価の方が高い状況を変えたかった。「宮城のギンザケを輸出しノルウェーと同じように評価されれば、日本に逆輸入して付加価値が認められるはず」
 認証を得る費用は安くないが、県も輸出推進のため、支援している。ASC認証や資源を乱獲しない天然漁業に与えられるMSC認証などの取得費用の半額を補助する制度を設けており、マルキンもこれを活用した。
 同社は1977年、国内で初めてギンザケの養殖に成功した会社を前身に持つ。東日本大震災で、工場やいけすなどすべてが流されたが、唯一残されたのが内陸のふ化場の稚魚だった。鈴木さんの祖父の社長が「稚魚さえあれば再開できる」といち早く再開を決意。借入金でいけすを新調し、なんとか11年秋には、稚魚をいけすに移し、翌年には出荷にこぎつけた。早期に事業を再開したため、町内の大半の水産関連会社が流されて仕事を失った労働者の受け皿にもなり、今では従業員は震災前の約3倍の30人規模に成長した。「震災後、宮城の漁業でも魚が捕れなくなっている。養殖で新しい付加価値が認められるように、新しいことに挑戦していきたい」と意気込んでいる。
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