【コロナ】「PCR検査論争」が不毛な理由 同調圧力が支配する日本の感染症対策を考える ─岩田健太郎教授にインタビュー [ramune★] at NEWSPLUS
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1:ramune ★
20/05/25 13:43:27 P6EhA6L09.net
―様々な要素の中でも、第一波が収束しそうな要因で何が一番大きかったと思われますか?
やっぱり一般の方が外出しなかったことじゃないでしょうか。
感染が減るか減らないかに関して言うと、医療機関はほとんど何もできないのです。
感染が減ったのは、一般の方が感染を減らす行動をしたことに尽きると思います。これ以外に予防法はないですから。

―日本でこれほど行動変容がうまくいったのはなぜでしょう。日本人は真面目だからでしょうか?
「空気」だと思います。日本人は真面目じゃないですよ、もちろん。
検察幹部が賭けマージャンまでやっているんですから。真面目なわけないじゃないですか。

―同調圧力ですか。
同調圧力です。
みんなが外に出なければ、私も外に出ない。みんながマスクしていれば私もマスクをする。みんなが電車に乗らなければ私も乗らない。
逆もまた然りで、みんなが外に出れば当然外に出るし、みんなが赤信号を無視するなら無視するし、みんなが3密を作れば作ると思います。

同調圧力が強いので、パッと同じ方向に動いたのが今回は幸いしましたが、逆もまた真なりです。
密集するような行動が始まれば、みんな同じ行動をとる。単に方向性の問題だと思います。諸外国だとみんなバラバラに動く。
日本の同調圧力は、良い方に回っている時はいいのですが、まずい方に回れば全部ダメな方向にいくと思います。

―その意味では、宣言解除後の揺り戻しが怖いですね。
そうです。今一番危惧しているのは東京で、東京はまだ毎日感染者が見つかってます。
(中略)
そして、クラスターはウイルスというよりも人の動きに依存することが大きい。
東京は揺り戻しのリスクが他の地域よりも大きいと思います。
東京の人がよその地域に行ってよそでクラスターを作ることもあり得ると思います。

―その中でも、無症状の人にも検査すべき、という意見がずっと残り続けています。
無症状の人も感染させる可能性があるのだから、把握しないといけないという意見です。
それに加え、新型コロナの症状がない、手術前の入院患者や妊婦の希望者の検査も保険が適用されることになりました。
制度面でも無症状の人の一部は公的に検査が認められたわけですが、どう考えたらいいと思いますか?

個人的にはナンセンスだと思います。

まず、無症状の人が他の人に感染させることについてはデータが十分にありません。「させたかもしれない」というエピソードはあります。
しかし、少なくとも症状がある人や、発症直前(presymptomatic)の人に比べると感染リスクは低いであろうことが台湾などでのデータでわかっています。
こういう時には、ゼロイチで考えてはダメで、可能性があるかないかで考えてはいけません。
可能性はもちろんあるに決まっていますが、少なくとも無症状ならリスクは低いであろうということは推察できます。
無症状の人をどれだけ怖がらないといけないかはよくわかっていないのですが、
少なくとも、間違いなく症状がある人の方が怖いということはわかっています。

では、無症状の人をスクリーニング(ふるい分け検査)するとどういう利益が得られるか、ということは、よくわかっていません。
最近のメタ分析(複数の研究を総合的に分析すること)だと、無症状の人へのPCR検査は、
陽性なのに陰性と出る「偽陰性率」が100%近いというデータもあります。

要するに無症状の人へのPCR検査では陽性者が捕まらない、少なくとも多くは捕まらない、ということです。
スクリーニングは感度(陽性の人を正しく陽性と判断する割合)が高いのが前提で、PCRではスクリーニングはできません。

■感染管理をせずにPCR検査をするのもナンセンス
しかもPCRをやるからには、その人が感染させるかもしれないという前提でやるわけですから、
検査をする時は感染管理もバッチリやらないといけません。
(中略)
PCR論争はもう、今となってはバカバカしくて仕方ないので、僕は「やりたきゃやれば派」です。
(中略)
その代わり感染制御はきちんとやってください、と言っています。

かなり長いので全文ソースで
URLリンク(news.yahoo.co.jp)


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