【ゴーン】人が楽器ケースに入ってはいけない理由 音楽家「普通に死にます」
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1:ばーど ★
20/01/15 09:44:22 kUPzPJDf9.net
※中略
■楽器の大敵、湿気と乾燥
早い時期のゴーン報道で、すでに楽器ケースには空気穴が準備されており、それがなければ窒息、といったことが記されていました。
コントラバスとかチェロ、あるいはヴァイオリン、ヴィオラなどに限らず、ハープでも、いや、そもそもピアノという楽器が「木造」であることに注意しましょう。
木製の器具を長く使ううえで、一番重要な要素として「湿度管理」を挙げることができます。
湿気が少なすぎても、乾燥して木の板は割れてしまいます。また湿気が多すぎると、楽器本来の鳴りが失われてしまう場合があります。
「音楽は世界の言葉」なんていうけれど、それはかなり浅い嘘であって、少なくともアコースティックの楽器については、その土地土地の気候風土が楽器にとっての最良のコンディションを決定しています。
※中略
楽器ケースというのは、外部の湿度が影響してインストゥルメントが失調しないよう、基本的に「気密」に作られている場合が少なくありません。
これは、やはり木材で作られている「木管楽器」も同様ですし、金管楽器など金属性の楽器も「錆び」ますから、気密は十分に配慮されるべき性質です。
フルートのように、今日では金属でできている「木管楽器」もありますが、いずれも湿度管理は重要です。
しかし、西欧の伝統楽器で一番気を遣うのは、子供の頃チェロを弾いていた個人として、木材と並行して実はもう一つの部材であるように感じます。
それは「生きもの」に由来する部品です。
例えば弦楽器は、ガットつまり羊の腸を材料とする弦を張っていますが、湿気を吸い過ぎるとぼよぼよになってしまいますし、乾燥しすぎると縮んで切れてしまいます。
「管楽器にはそんなものはついていないだろう」などと思われるかもしれませんが、さにあらず。
例えば、フルートなど「キー」指孔を充てる部分には、合成繊維などがなかった時代から、生物由来の部材が使われています。
木管楽器のキーシステムの、穴をふさぐ「蓋」に当たる部分はタンポと呼ばれますが、何と伝統的には「魚の腸」が使われます。
韓国料理屋で出てくる「チャンジャ」という魚の内臓の塩辛がありますが、ああいうものを丁寧に洗って処理し、管楽器の穴の気密を保つのに使っているのです。
湿度管理がめちゃくちゃになると、こういうものが一発でダメになります。金管楽器も随所にグリースなど有機材料が用いられ、こちらは「酸化」が大敵ということになります。
演奏中はもちろん、私たちの呼気を使って吹奏しますが・・・でも実はこれも「呼気」で、酸素を代謝した後の、二酸化炭素がちの排気で演奏しているという事実は、あまり注目されることがありません。
使っていないときは、気密を保って酸化しないように注意する方がメンテナンス的に重要ですから、楽器ケースは充分注意して作られている。
窒息の危険は、第一に分かるところですが、それに加えてもう一つ大きなポイントがあります。
■もう一つの側面、振動と衝撃
※中略
これを逆に考えると、中の楽器が勝手に踊ってしまったりするといけませんから、ぴたっとはまって不用意に動かず、しかも振動に対しては防振的に反応するよう楽器ケースというものは作られている。
どういうことか。まず、一度中に入ると、身動きが取れなくなる可能性があります。
次に、外から閉められると、まずもって中からは開けることができません。
さらに、中で暴れたり外に助けをもとめようとしても、それが極力伝わらないように作られている。
そして、極めつけとして、気密で脱酸素剤などが入っている場合すら少なくない。人が入れば普通に死にます。
以下全文はソース先で
2020年1月15日 6時0分
JBpress
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