【^( 'Θ' )^】アヒル数千羽たわむれ、丸太も…心を沸かす大阪の銭湯 at NEWSPLUS
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1:ガーディス ★
19/06/18 08:24:20.93 M0rs3JcR9.net
 店主の高齢化や設備の老朽化により廃業が相次ぐ町の銭湯を守ろうと、大阪の若手の銭湯経営者や後継者らが結成した会「for-U(湯)」が、ユニークな集客イベントを仕掛けている。丸太の輪切りを湯船に入れたり、アヒルのおもちゃを浮かべたり。そんな月1回のアイデア風呂に、府内の銭湯の約半数に当たる200軒前後が参加し、宣伝効果にも期待がかかる。昔かたぎな業界に、新しい風が吹き始めた。(北村博子)
 「敬老の日のプレゼント、去年はせっけんでしたけど、今年は何にしましょうか?」
 大阪府公衆浴場業生活衛生同業組合の本部がある「大浴会館」(大阪市天王寺区)で5月に開かれたfor-Uの委員会。9月第3月曜の敬老の日は約4カ月先という段階だったが、銭湯にとって高齢者はお得意さま。入念な準備が必要な一大イベントだという。
 「大阪らしいプレゼントがええなあ」「朝風呂はどう?」。議論の末、風呂上がりに飲めるスポーツドリンクに決まった。熱中症対策を兼ねて、飲んだことがないお年寄りに勧めることもできるためだ。
 for-Uが主導するイベントは、府内の多くの銭湯で毎月、一斉に行われている。たとえば4月は入学祝いをテーマにした「あひる風呂」。プラスチックのおもちゃのアヒルが湯船に何百個、何千個と浮かぶ様子は圧巻だ。子供はもちろん、お年寄りにも「癒やされる」と大人気だった。
 8月11日の山の日に行っている「ひのき風呂」は、ヒノキの丸太の輪切りを浴槽に入れた。大阪府の北部、能勢町の間伐材を直径約12センチ、厚さ約1センチに加工して使用。「香りが良くてリラックスできる」と好評だ。乾かすと香りが復活するため使い回せるところも、「始末」の心を大切にする大阪の気風に合っているという。
 町おこしに貢献した企画もある。2月に開催した「ボンタン湯」。ボンタンは巨大な柑橘(かんきつ)類で、鹿児島県阿久根市の名産だが、かつて同市に550世帯あった農家は、高齢化などで4世帯にまで激減していた。
 これを知ったfor−Uのメンバーが「ボンタンの可能性を広げよう」と、ユズ湯のように使うことを呼びかけた。賛同の輪は府内だけでなく全国の銭湯に広がり、約400軒が参加したという。
 戦後の最盛期には「大名商売」と言われた銭湯も、家風呂が普及するにつれ、次々と廃業に追い込まれていった。
 大阪府公衆浴場組合によると、府内の銭湯は昭和50(1975)年に2190軒あったが、20年後の平成7(1995)年には1393軒となり、さらに20年後の平成27(2015)年には518軒まで減少した。
 今年6月4日現在の軒数は373軒。年間約40軒が廃業しており、昨年6月の大阪北部地震や9月の台風21号で被害を受けたことで、営業継続を断念したケースも相次いだという。
山谷昌義事務局長は「入浴者数が減少して収入不足に陥る中、釜などが傷んできても何百万円もかけて設備投資はできないし、採算もとれない」と指摘する。
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URLリンク(www.sankei.com)


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