【マイクロソフトの失敗】「著作権侵害だから」という理由で「スクショを規制」すると…マジで死ぬというのをかつて証明した実例がある at NEWSPLUS
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1:ばーど ★
19/02/14 10:03:16.85 Odk2qbaL9.net
「著作権侵害、スクショもNG 「全面的に違法」方針決定」になりましたが、昔、今回と同じように著作権に配慮した結果、「スクリーンショット」そのものを禁止してしまい、何も共有されることがなくなり、劇的に影響力を落としていき、市場シェアが激減してコミュニティもいっしょに滅んでいったものがあります。その名は「Windows Phone」、かつてAppleのiOSやGoogleのAndroid登場前、スマホと呼ばれるよりはるか前に「PDA」という名前で市場シェアの大部分を握っていたあのMicrosoftのOSの正統進化系だったはずのものです。
Windows Phone 7では「スクリーンショット機能は著作権侵害を助長する」ということでいろいろな方面に配慮した結果、なんと画面キャプチャ、いわゆる「スクリーンショット」機能が削られており、ソフトウェアのレビューをしようとすると「画面を写真撮影する」という方法しかなくなってしまいました。
実際に当時のレビューを見るとその苦労がはっきりとわかります。下記のPC Watchの2011年9月8日の記事中でも「画面キャプチャを撮る方法が無いのにも苦労した」とはっきり書かれています。
【西川和久の不定期コラム】世界初のWindows Phone 7.5搭載スマートフォン「au IS12T」 〜人とつながるPeopleハブが最大の魅力 - PC Watch
URLリンク(pc.watch.impress.co.jp)
記事を書くにあたって画面キャプチャを撮る方法が無いのにも苦労した(あるにはあるのだが、実機を開発用にレジストレーションし、非公式のツール/Windows Phone Device Managerを使う必要があるため今回は全て写真撮影している)。
ほかにも当時のブログや記事を読むと、この「スクリーンショット禁止」という方針がどれぐらいWindows Phone普及の足を引っ張ったのかというのがわかります。
※省略
すさまじい没落っぷりです。「スクリーンショット機能が使えなかったことだけが原因ではない」と当時の関係者は言いたいかもしれませんが、逆に当時のユーザーであった自身の立場から言えば、スクリーンショット機能が使えないためにレビュー記事をまともに作成することができず、うだうだしている間に「コミュニティの火がどんどん小さくなって消えていく」のを実感し、極めて絶望的な気分を味わいました。いまだに当時の「スクリーンショット禁止」というめちゃくちゃな方針を断固として許すことはできません。
そして歴史は繰り返すのか何なのか、「著作権侵害、スクショもNG 「全面的に違法」方針決定」ということで、かつて2011年にあのマイクロソフトが大失敗した愚行が再度繰り返される可能性が極めて大きくなっています。私企業であるマイクロソフトの場合は「OSという製品の死」でしたが、国家レベルでスクリーンショットを禁止した場合、何が死ぬのかはまだ不明です。しかし、過去の先例から考えても「確実に何かが死ぬ」ことは間違いありません。
少なくとも過去のマイクロソフトの犯した明確な失敗から学べる確かなことは、スクリーンショットは決して「著作権侵害」ではなく、むしろいろいろなものを「オープン」にして「共有」することを促進する利点の方が大きい、つまり権利侵害という被害よりも、コミュニティや文化を育てるというメリットの方が実ははるかに大きかったのだ、ということです。その事実に気付いてあわててスクリーンショット機能を次期バージョンで搭載したマイクロソフトですが、前述したように、まともに復活することはできませんでした。
かつての「スクリーンショット禁止」というマイクロソフトの方針は、一度何かが失われて破壊された場合、二度と元に戻すことができなくなるという世界的な実例だったのではないでしょうか。
2019年02月13日 19時08分
GIGAZINE
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