【アフリカ】コンゴ大統領選、結果確定も不正に疑念 コバルト生産世界の6割,影響も at NEWSPLUS
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19/01/23 11:15:42.72 Vk1ra0ef9.net
【イスタンブール=佐野彰洋】アフリカ中部の資源国コンゴ民主共和国(DRC、旧ザイール)の大統領選を巡り、同国の憲法裁判所は20日、最大野党のチセケディ党首を勝者とする最終結果を確定させた。ただ、実際には別の野党候補ファユル氏の圧勝だったとの指摘が相次ぎ、同氏支持派の抗議行動が先鋭化しつつある。今後政情不安に陥れば、世界生産の6割を握る同国のコバルト生産に影響が生じる可能性もある。
2018年12月30日投票の大統領選について同国の選挙管理委員会は10日、チセケディ氏が得票率で1位になったと発表した。これに対し、投票日に約4万人の選挙監視団を展開した同国のカトリック教会は実際の勝者は選管発表では2位のファユル氏だったと主張。フランスやベルギーも同様の認識を示し、選挙結果の不正操作の疑いが強まっていた。
しかし同国の憲法裁は20日、選管が発表した敗北結果の受け入れを拒むファユル氏の異議申し立てを却下。同氏は憲法裁の決定を「クーデターだ」と非難し、支持者に平和的な抗議行動を呼び掛けた。選挙結果への「深刻な疑い」を表明し、結果確定を遅らせるよう求めていたアフリカ連合(AU)は21日に予定していた代表団の派遣を延期した。
選管による選挙結果の発表後、ファユル氏支持者と治安部隊の衝突で少なくとも34人が死亡し、多数の負傷者も出た。
コンゴは電気自動車やスマートフォンなどの電池に使用するレアメタル(希少金属)、コバルトの生産で世界の6割を占めており、グローバルな生産活動の連鎖の最も「川上」に位置している。
ファユル氏支持者の抗議行動の先鋭化や治安部隊による弾圧の激化によって、政情不安を招く懸念も拭えない。コンゴは過去にも周辺国を巻き込む国際紛争の舞台となり、数百万人の犠牲者を出した。鉱山地帯では武装勢力と軍の戦闘が続いているほか、児童労働の実態も国際社会や企業が問題視している。
コバルトの国際価格は企業が使用を減らす動きが目立つことや中国の余剰在庫などを原因に下落が続いている。18年初めに1ポンド40ドルを上回ったが、年明け以降は20ドルを割り込んで推移している。
チセケディ氏がこのまま新大統領の座についた場合、退任するカビラ大統領との二重権力に陥る懸念もある。
選管発表によると、退任するカビラ大統領の後継候補は3位にとどまった。ファユル氏陣営には「反カビラ」の大物政治家が名を連ねている。影響力や利権の保持を狙うカビラ氏が政権寄りの選管にチセケディ氏を勝者として発表させ、権力を分担する政治的取引が行われたとの見方が浮上している。
ファユル氏支持者の抗議行動が拡大する恐れがある(12日、キンシャサ)=ロイター
URLリンク(www.nikkei.com)
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