【西日本豪雨】堤防拡幅工事 川沿い世帯、立ち退きへ揺れる思い 江戸時代から先祖代々の土地「いずれは息子に譲ろうと思っていたのに」 at NEWSPLUS
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1:樽悶 ★
18/10/21 18:11:36.87 CAP_USER9.net
末政川の決壊現場周辺では住宅が建ち並ぶ=岡山県倉敷市真備町地区で、幾島健太郎撮影
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 西日本豪雨で決壊した堤防の拡幅工事のため、県は、倉敷市真備町地区の川沿いに住む世帯の一部に立ち退きを求める方針だ。具体的な時期や対象者は固まっていないが、活動休止を決めた自治会があるなど、住民生活に影響が出ている。【林田奈々】
 真備町有井の大日(だいにち)団地自治会は今月6日に会合を開き、活動を休止することを決めた。自治会に入る全11世帯は末政川の西岸にあり、堤防の決壊部分に近い。このうち堤防沿いの3世帯が立ち退きの対象になると県から説明を受けた。自治会長の藤原美由紀さん(61)は「小さいけど、だからこそまとまりの良い自治会だった。堤防が強化されると聞き喜んだし、工事はありがたいが、3世帯もいなくなると活動を維持していけない」とため息をついた。
 末政川東岸の堤防沿いに夫と2人で住む浅野知恵子さん(69)も立ち退きの対象だ。豪雨で2階建ての自宅1階が浸水。家財道具は2階へ移し、1部屋だけ修理した1階で暮らしている。他の部屋は土壁が崩れ落ち、床は薄い板を渡してあるだけ。自宅はリフォームする予定だったが、立ち退きになると聞き中止したという。「リフォームを終えて冬を迎えるはずだったのに……。こたつを置く場所もない」と嘆く。リフォームで入れ替えるはずだった壁は、放っておくとカビが生えてくるので、一つ一つ消毒して歩く毎日だ。
 浅野さんにとって、この土地は江戸時代から先祖代々が住んできた場所だ。亡くなった父親が木を植え、石を置いて造った庭は、被災後もきれいに手入れしてきたが、持って行くことはできない。「いずれは息子に譲ろうと思っていたのに」。思い入れのある古里を去ることに心の整理が付いていない。
 備中県民局は「堤防の設計が固まっておらず、立ち退きについて詳しいことはお伝えできない。できるだけ早期に設計し、住民に説明していきたい」としている。
毎日新聞 2018年10月20日
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